この記事は、創刊60周年記念号 季刊『ステレオサウンド』第240号の巻頭企画「現代オーディオの到達点 いま聴きたい感動の音 60選+α」からの転載となります。7名のオーディオ評論家が選んだ、「自身が考える現代オーディオの到達点」を象徴する60機種の魅力をぜひ、ご覧ください。

AURENDER  N50

ハイエンド様式のネットワーク再生を先導。
ステレオイメージの立体感は格別だ

小原由夫

 今でこそネットワークオーディオは定着したが、黎明期だったといえる2010年に、先んじてこのカテゴリーにハイエンドオーディオの方法論と様式を持ち込んだ先駆的メーカーこそオーレンダーである。すなわち、D/A変換セクションは他に委ね(このクラスの製品を使うユーザーならすでにハイクラスのD/Aコンバーターを所有しているという想定の上で)、ストリーマー(トランスポート)に特化したモデルを輩出し続けている。

 その最新・最上位機のN50は、サーバー/オーディオ/電源の3筐体から成り、情報量の多さとステレオイメージの立体感が格別だ。パケット通信・伝送の問題を解消する同社独自のキャッシュメモリー機能は、伝送時のノイズをトリートメントして高品位再生を可能とするもの。その効能を知りたければ、試しに再生中にLANケーブルを抜いてみれば明白。音楽が途切れないのだ。種も仕掛けもある、のである。

いま聴きたい感動の音60選+α <28>

MUSIC SERVER
オーレンダー「N50」
¥6,500,000(税抜)
●入出力端子:イーサネット1系統(RJ45)、USB 3系統(Aタイプ)、同軸2系統(RCA、BNC)、光1系統(TOS)、デュアルAES 1系統(XLR×2)
●問合せ先:エミライ https://www.emilai.co.jp

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