ローランドは、イベントでの映像演出や音声調整、収録、ライブ配信まで1台で行えるダイレクト・ストリーミングAVミキサー「VR-120HD」を2月下旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は880,000円前後。

画像: ▲VR-120HD

▲VR-120HD

 AVミキサーシリーズの最上位モデルとなるVR-120HDは、ライブ配信に便利な機能を大幅に強化し、映像演出、音声ミキシング、配信や記録を一人のオペレーターで実現できるプロ仕様のAVミキサーとなっている。

 さまざまな映像フォーマットに対応する12系統の映像入力を装備し、PCやタブレット、ゲーム機などを接続して映像を送り込むことが可能。また、8つのレイヤー機能を備え、テロップ挿入やピクチャー・イン・ピクチャーなどの映像合成を自在に行える。最大8系統の映像出力ができ、会場の大型ビジョンやライブ配信用のPCなどにフレキシブルな映像出力が可能で、インターネットへのストリーミングにも対応し、PCを使わず本体のみで安定した配信を行うことができるようになっている。

 その他、ボタンを一度押すだけで複数の操作を実行できる機能も搭載。「シーン」には画面構成や音声の設定などを、「マクロ」には映像切り替えや操作設定を登録し、イベントやライブ配信の進行に合わせて簡単なボタン操作で呼び出すことが可能だ。また、登録した設定を、イベントの進行に合わせて自動で制御できるシーケンサーも搭載しており、映像演出と音声ミキシングを自動で切り替えができるようになったことで、オペレーターの負担を大幅に軽減することが可能となった。

画像: ▲VR-120HDのリアパネル

▲VR-120HDのリアパネル

詳しくはローランド・ホームページを参照ください。
https://proav.roland.com/jp/products/vr-120hd/

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