イタリアのカーオーディオブランド「オーディソン(Audison)」から、パワーアンプAPF 1DとスピーカーユニットAP 1P、AP 6.5Pが発売された。輸入販売はトライムがおこない、全国のカーオーディオショップで購入できる。
APF 1D モノーラルパワーアンプ ¥78,000(1台)
AP 1P トゥイーターユニット ¥13,000(ペア)
AP 6.5P ウーファーユニット ¥15,000(ペア)
今回発売されたモデルは、同ブランドのプリマ(Prima)シリーズに属する製品。モノーラルパワーアンプのAPF 1Dは、他のシリーズモデル同様のデジタルアンプで、4Ω時の定格出力が500W×1を誇る。本機の信号入力はラインレベルとスピーカーレベルの2種類が装備されるため、車両純正カーオーディオシステムへのアドオンがしやすい仕様となっている。単体でサブウーファー駆動用に活用するもよし、同ブランドのDSPアンプなどと組み合わせて本格的なシステム構築をするもよしといったアイテムになりそうだ。
外形寸法はW238×H49.55×D155mmという、シリーズ他モデルと共通の筐体を採用。再生する周波数帯域は10〜500Hz。
スピーカーユニットのAP 1PトゥイーターとAP6.5Pウーファーユニットは、2ウェイセット機APK 165Pを構成するユニットである。
AP 1Pは、29mmのソフトドームダイアフラムを採用するトゥイーターユニットで、ハイパスフィルター(4kHz、−12dB/oct.)と、ユニットインストール時に活用できるフェイスプレート(3種)とマウント(3種)がセットになった製品だ。さまざまなインストールアプローチに対応することで、多くの車両、多様なシステムに応じて使うことができそうである。定格入力は75W、出力音圧レベルは92dB、インピーダンスは8Ω再生周波数帯域1.2〜25kHzだ。
ウーファーユニットのAP 6.5Pは、165mm口径のコーン型スピーカー。同社独自のすり鉢形状センターキャップが採用された特長的なデザインをもつ。大型のフェライトマグネットを搭載し、同クラッドアルミニウム線をボイスコイルに採用するなど、高性能なドライブ能力を発揮すべく開発されているという。現在、多くの車両が採用する純正スピーカーとの交換を考慮したユニット設計となっているとのこと。そのため、ユニット全面を保護するグリルなどは付属しない。取付穴寸法はφ141×D66.5mm。定格入力は110W、出力音圧レベル92.55dB、再生周波数帯域は50Hz〜5kHzと発表されている。
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