アルパインからディスプレイオーディオ「BIG DA」が2021年1月より発売される。ラインナップは画面サイズ最大の11インチを筆頭に9インチ、7インチで、すべてアルパインのウェブストア「ALPINE STORE」の専売モデルとなる。なお同社サイトでは先行予約を開始している。

DIG DA
DAF11V 11型フローティングディスプレイタイプ
¥79,800(税込/取付費別)
DAF9V 9型フローティングディスプレイタイプ
¥69,800(税込/取付費別)
DA7 7型ディスプレイタイプ
34,800(税込/取付費別)

画像: 2021年1月に発売されるアルパインBIG DAの各モデル。左からDAF11V、DAF9V、DA7。

2021年1月に発売されるアルパインBIG DAの各モデル。左からDAF11V、DAF9V、DA7。

 大画面AVナビを牽引してきたアルパインが、ディスプレイオーディオを3モデルリリースする。画面サイズは11/9/7インチで、11および9インチはフローティングディスプレイ構造を採用し本体は1DIN規格サイズとしている。7インチ機は2DIN規格サイズでまとめられるが、奥行き寸法をコンパクトに仕上げた。また、フローティングディスプレイタイプのDAF11VとDAF9Vでは、画面位置のアジャスト機構を備えるため、エアコンの吹き出し口やコンソールスイッチの邪魔にならずに多くの車種への装着対応を高めている。

 いずれも、再生メディアにDVDやCDといったディスクを省き、ラジオをはじめ、USBおよびBluetooth、HDMI(DA7を除く)やAUXといったメディア対応となる。テレビに関してはオプションの地デジチューナーの接続で試聴可能となる。USBにはスマートフォンが接続可能、Apple CarPlayやAndroidAutoが機能するので、ディスプレイオーディオの大型画面で操作できる。このほかUSBはデバイス再生およびメモリー再生にも対応(動画/オーディオ/静止画像)している。FLACファイルの再生に対応するとのことだが詳細は不明。DAF11VとDAF9VにはHDMI入力および出力が備えられており、スマートフォンをつないでディスプレイオーディオの画面で動画再生が楽しめるほか、オプションのリア用ディスプレイで映像を楽しむことも可能としている。

 ユニークなのは、USBで接続したスマートフォンでナビアプリを使用しながら、別のスマートフォンをHDMI経由で接続、リアモニターで映像を楽しむといった使い方にも対応している点。家族で複数台のスマートフォンをクルマに持ち込むケースはもはや当たり前だろう、そうしたシチュエーションで大いに活用できる機能といえそうだ。

画像: 11インチのDAF11Vの車両装着イメージ(画像はホンダN BOX)。

11インチのDAF11Vの車両装着イメージ(画像はホンダN BOX)。

 音響調整機能として、グラフィックイコライザーやクロスオーバー、タイムコレクションなどを装備。このほか圧縮音源再生時に活用したいMX(メディアエキスパンダー)など、同社AVナビ「BIG X」でも好評な機能を継承している。

 45W×4を出力するパワーアンプを内蔵しており、スピーカーを直接駆動できるほか、フロント/リア4チャンネルとサブウーファー用のRCAプリアウトも装備するため、外部パワーアンプやアクティブサブウーファーなどと組み合わせてシステム拡張を図ることも可能だ。オプション設定されているデジタルパワーアンプ(2021年3月発売予定)では、DA7の背面に固定できる設計で、アンプの搭載場所に悩まされることなく車両に組み込むことができる。

画像: 9インチモデルDAF9Vの車両装着イメージ(画像は日産セレナ)。

9インチモデルDAF9Vの車両装着イメージ(画像は日産セレナ)。

画像: 9インチモデルDAF9Vの車両装着イメージ(画像はスズキ ジムニー)。

9インチモデルDAF9Vの車両装着イメージ(画像はスズキ ジムニー)。

問合せ先
アルパインストア

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