イタリアのオーディソンから、車載用パワーアンプ内蔵タイプのサブウーファー「APBX 10AS」および「APBX 8AS」が発売される。価格はAPBX 10ASが¥72,000(税別)、APBX 8ASが¥63,000(税別)で、全国のオーディソン取り扱いカーオーディオショップで販売される。
Audison primaシリーズアクティブサブウーファーラインナップ(価格は税別)
APBX 10AS ¥72,000
APBX 8AS ¥63,000
本機は、オーディソンが有するラインナップでも、近年、高い人気を誇るprima(プリマ)シリーズのモデルだ。同シリーズ製品は、車両に特別な取付け加工を求めない作りが期待でき、本機もパワーおよび信号ラインの確保だけで、簡単に搭載が可能だ。
本機最大の特長は、低インピーダンスかつ高能率を実現するデュアルコイルドライバーと、それに合わせたHE-LI(High Efficiency-Low Impedance)テクノロジーを導入したアンプモジュールの採用だ。この技術により、デジタルアンプながらスイッチング電源を必要としない理想的な動作効率(90%を達成)を実現しているという。
各モデルは、8インチ(200mm)ウーファー搭載機と10インチ(250mm)ウーファー搭載機で、いずれもオーディソン独自の2S²(2 Sides/2 Sounds)や、Plug & Playターミナル・ブロック、ウルトラ・コンパクト・サイズといったパッシブ・ボックステクノロジーを継承しながら、パワーアップが図られている。
調整機能は、車内での低域再生を最適な状態に制御するべく、12dB/Octのバターワース・ローパスフィルターや、45Hz付近の帯域を0~+6dBでブーストできるバスブースト、フェーズ・コントロール(0~180°)を装備する。同社AP bitシリーズアンプのサブアウトからのプリ出力を使う場合は、バイパス設定も可能だ。
車両純正オーディオのスピーカーラインが接続できるハイレベル入力にはマルチポール・コネクタを、市販カーオーディオからの信号にはRCA入力端子がそれぞれ実装されており、多様なカーオーディオシステムへの対応も果たしている。ART (Automatic Remote Turn-On)機能では、ソースのリモート・シグナルでサブウーファーの電源を自動でオン・オフするように設定することもできる。加えて、ソース側のリモートが使えなくても、オーディオシグナルの有無を検知、またはハイレベル入力の電圧の変位を検知するように設定することも可能だ。
接続端子類をひとつの場所に収めるSSP (Sub Smart Plug)ターミナル・ブロックにより、簡単かつ安全にサブウーファー・ボックス取り外すことが可能で、ラゲッジスペースへの積み下ろしも自在だ。
運転席からサブウーファーレベルをコントロールできるリモートコントローラーHRC APも付属しているため、音楽を楽しみながら、状況による微妙なサウンドチューニングも行うことができる。
[主な仕様]
APBX 10AS
●内蔵アンプ定格出力:400W
●使用ユニット:250mmウーファー(専用ユニット)
●入力インピーダンス:0.16Ω
●エンクロージュア:シールドタイプ
●外形寸法:W460×H158×D338mm
●重量:9.4kg
●リモートコントローラー付属
APBX 8AS
●内蔵アンプ定格出力:250W
●使用ユニット:200mmウーファー(専用ユニット)
●入力インピーダンス:0.4Ω
●エンクロージュア:シールドタイプ
●外形寸法:W386×H158×D158mm
●重量:6.3kg
●リモートコントローラー付属
問合せ先:
トライム株式会社
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