TＶアニメ『ダーティペア』の放送開始40周年（1985年7月放送開始）を記念した展示会「TVアニメ『ダーティペア』40周年記念展」が、10月10日より、北千住マルイ7Fのイベントスペースで開催される。
展示会場は大きく4つのブロックで構成されており、入口から半時計周りで回るように作られている。物販スペースを含め、合計5つの展示内容を楽しめるようになっている。
１ 年表・色紙・企画書コーナー
２ ダーティペアヒストリーコーナー
３ 等身大パネルコーナー
４ コンテ＆ラフコーナー
５ 物販コーナー
さて、展示会場はエスカレーターを5階に昇った反対側にあり、柱に大きなLEDディスプレイが設置され、40周年のイラストが大きく表示されているので、すぐに見つけられるだろう。入口には（内覧会日には）、『ダーティペアFLASH』でユリを演じた國府田マリ子からのスタンド花が設置されている。
「年表・色紙・企画書コーナー」に展示されている番組企画書は、読んでも面白いもの。
そこを向けると「ダーティペアヒストリーコーナー」となり、原作 → TVシリーズ → ノーランディアの謎 → 劇場版 →（略） 謀略の005便 →（略） → DP91（ダーティペアくのいち）まで、作品（シリーズ）ごとの貴重な資料が一覧できるようになっている。
振り返った壁沿いには、「等身大パネルコーナー」があり、TV版、ノーランディア版、映画版など、キャラデザの変遷が等身大（なのかしら？）で見られる。
そして今回の注目が、最後の「コンテ＆ラフコーナー」だろう。貴重な原画（オリジナル、複製）や絵コンテ、設定資料が間近で見られるようになっている。もう、時間を忘れて没頭できる逸品が揃っていて、あれ（放送開始）から40年、アニメ誌を見ながら、毎週の放送を楽しみにしていた当時の記憶がよみがえってきた。
ガラスケースの中には、今回が初出しというか、どこかから出てきたという（担当者の弁）、セル画に書き込まれた設定資料も展示されている。なかなかに保存状態も良かった。これだけでも来てよかったと思えるものだ。
なお、この区画の壁面には約200インチのLEDディスプレイが設置されていて、シリーズのオープニング、エンディング映像が、超鮮明＆超大画面で楽しめる趣向もこらされている。
ここは撮影禁止。主催者の許可を得て撮影しています
さて、展示を楽しんだ後は物販コーナーを巡って、目と心と財布の保養をして帰途につきたい。
TVアニメ『ダーティペア』40周年記念展
会期：2025年10月10日（金）～ 2025年11月3日（月・祝）
開場時間：10:00～19:00
会場：北千住マルイ 7F イベントスペース（東京都足立区千住３丁目９２ ミルディスI 番館）
主催：株式会社バンダイナムコフィルムワークス/株式会社エニー
チケット情報：
【日時指定】1,800円（税込）【販売対象日：10月10日（金）～10月13日（月・祝）】
【前売】1,800円（税込）
【一般入場】2,100円（税込）【販売対象日：10月14日（火）～11月3日（月・祝）】
【当日】2,100円（税込）
（C）高千穂＆スタジオぬえ・サンライズ
