AIオーディオハードウェアおよびソフトウェアの設計、開発、販売を手掛けているPLAUDから、人気のAIレコーダーの最新モデル「Plaud Note Pro」が発表された。発売は10月14日からで、同日開催の「CEATEC2025」の同社ブースでも展示される予定だ。価格は¥30,800(税込)。

画像1: PLAUD、AIレコーダーの新製品「Plaud Note Pro」を発表。会議中のメモ機能への対応、要約機能を拡充させるなど、会議内容をさらに便利に使えるようにまとめてくれる

 今回発表のPlaud Note Proは、2023年登場の「Plaud Note」の機能を向上させたフラッグシップモデルとなる。昨年末には、カプセル型の「Plaud NotePin」も発売されており、順調に市場への浸透(ユーザーは100万人とか)とラインナップの拡大が行なわれているようだ。

 さてPlaud Note Proは、現行Plaud Noteと同じカードサイズというコンパクトな筐体が特徴で、アルミ素材の本体は手触りもいいし、波状に加工された表面はデザイン上のポイントとともに、滑りにくくなるという実用性も兼ね備えている。

 使い方はこれまで同様で、基本はアプリ、スマホ、クラウド(ネット)との連携が必要で、アプリを入れたスマホとBluetooth接続し、Plaud Note Proでの録音終了後に、音声データがスマホ(アプリ)へ転送され、クラウド上で処理(文字起こしなど)され、テキストが手元のスマホに表示されるという流れ。スマホのGoogle Pixelのように、リアルタイムでの文字起こしには対応していない。スタッフに聞いた話だと、60分ぐらいの録音データなら、5分ほどで文字起こしは完了するという(後日、テストしてみたい)。

 発表会には同社CEOのXu(シュー)氏も登壇し、Plaudシリーズが生み出す利便性について語ってくれた。簡潔にまとめると、Plaud Noteシリーズは、人間の知性を拡張してくれる製品であり、知性とは会話、人との対面コミュニケーションで深まっていくもので、しかし、一般的には人は会話のすべてを記憶しておくことはできない。そこで活躍するのがPlaud Noteであり、会話のすべてを文字として残しておけるだけでなく、新製品では、会話の重要ポイントを、本体ボタンを押すことでハイライトとして記録できる(インデックスのようなものか)ほか、会話中に出てくる資料の写真を撮り、会話(起こされるテキスト)とリンクさせておけたり、ユーザーが会話中に重要と思うことをメモできるようになり、写真と同様に会話と連携して保存することができるようになった。こうした異なる情報を一元的に集約・処理できることマルチモーダルというそうだ。まあ、このあたりはアプリの進化によるところが大きいようだ。

画像2: PLAUD、AIレコーダーの新製品「Plaud Note Pro」を発表。会議中のメモ機能への対応、要約機能を拡充させるなど、会議内容をさらに便利に使えるようにまとめてくれる
画像3: PLAUD、AIレコーダーの新製品「Plaud Note Pro」を発表。会議中のメモ機能への対応、要約機能を拡充させるなど、会議内容をさらに便利に使えるようにまとめてくれる

 また、Plaud Noteからの進化点としては、会話の録音と電話の録音を自動判別してくれるようになったところ、0.95インチの有機ELディスプレイで屋外での視認性も向上したこと(明るさは600nit)、4つのMEMSマイクの内蔵(本体四隅)によるクリアな録音と、指向性判別により5m先の発話者の声もしっかり録音できる、など。連続録音時間は50時間へと延長している。

画像4: PLAUD、AIレコーダーの新製品「Plaud Note Pro」を発表。会議中のメモ機能への対応、要約機能を拡充させるなど、会議内容をさらに便利に使えるようにまとめてくれる
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