7月25日(木)18:00より、東京・代々木山野ホールにて、株式会社 MYgroupが主催の「2024ミス・ユニバース ジャパンファイナル“I am”」が開催され、「2024ミス・ユニバース日本代表」が決定した。
今年度は、34名が「2024ミス・ユニバース ジャパンファイナル“I am”」に出場し、11名のファイナリストが選考され、さらにその11名の中からグランプリ1名が決定した。
今年度の日本代表となるグランプリ1名が決定した直後の「7月25日(木)20:00」、同・山野ホールロビーにて、ミス・ユニバース・ジャパンナショナルディレクター:美馬寛子とともに、2024年度の日本代表:チャクラボルティ雅(チャクラボルティカヤ?22歳?)が登壇する囲み取材が開催された。そして本年度の審査員をつとめた「はるな愛」「矢田亜希子」の2名も囲み取材に参加した。
● ●
『2024ミス・ユニバース(R) ジャパンファイナル“I am”』が7月25日、東京・代々木山野ホールで行なわれ、グランプリに輝いたチャクラボルティ雅(チャクラボルティカヤ)さんと、ミス・ユニバース・ジャパンナショナルディレクターの美馬寛子が囲み会見に出席。審査員を務めた矢田亜希子とはるな愛もチャクラボルティさんにエールを送った。
1952年より続いているミス・ユニバースは、世界の各国代表が参加し、世界一の栄冠を競い合う美の祭典。世界3大ミスコンテストの1つであり、毎年100カ国近くの代表者の中から世界一の美女が決定する。本年度より、応募資格にあった年齢制限の上限を撤廃し、成人女性すべてが参加できるビューディーページェントとなった。この日、行なわれた『2024ミス・ユニバース(R) ジャパンファイナル“I am”』には、セミファイナリスト34名(1名欠席)が出場し、そこから11名に絞られたファイナリストが最終選考に臨んだ。
グランプリに輝いたチャクラボルティさんは兵庫県神戸市出身の22歳で、現在は日本に在住しているが、アメリカ、バングラデシュでの在住経験もある、日本とバングラデシュのバイレイシャル。英語、日本語、スペイン語、韓国語が堪能。高校時代はフィギュアスケートの全米選手権で2度優勝した経験を持つ。また、卒業したミシガン州立大学では人間生物学、脳神経科学のダブルメジャーの学位を取得。これまで約15年間、救急救命やシェルターの調理など多くのボランティア活動を続けており、現在は医学部への進学を目指し、日々勉強しているという。
大会後の囲み会見に出席したチャクラボルティさんは、日本代表となるグランプリの栄冠に輝いた心境を尋ねられると「すごく嬉しいです! 今まで練習を頑張ってきて、寛子さんの教えのおかげでここまでできて本当に嬉しいです」と目を輝かせ、喜びを誰に1番に伝えたいか尋ねられると「母です。私の母は海外で茶道の先生をしていて、アメリカで日本の文化を紹介するボランティアの会長をしている海外と日本で女性リーダーなので、自分も母と同じように女性リーダーになれてすごく嬉しいです」と目を輝かせた。
また、同大会に出場したきっかけを聞かれると「今まで『ミス・ユニバース』の大会をよく見ていたんですけど、女性はパワフルだと感じて、私もパワフルな女性リーダーになりたい、自分の人生の経験を通して私はリーダーになれると思って応募しました」とコメント。自身のキャラクターについては「私はすごくシャイなんですけど、面白い人だと思います(笑)。ジョークやお笑い番組が好きですし、兵庫県出身なので、よしもとや面白い番組も見るので、自分の性格も面白い部分があると思います」と自己紹介し、自身の最大の魅力は“性格”だそうで「なんでも楽しくすることが私の目標で、どんな挑戦がきても私は喜んで楽しめることができるので、それが私の武器だと思います」と胸を張った。
そして、11月にメキシコで行なわれる世界大会に向けて意気込みを聞かれたチャクラボルティさんは「私は世界大会で、日本の社会が(以前と比べて)変わっていることを紹介したいし、日本がグローバルな国と紹介したいです。自分も日本人としてのさまざまな経験を通して、世界に日本のすばらしさ、そして日本のダイバーシティを紹介したいと思っています」と力強く語った。
続けて、本大会を振り返っての感想を求められた美馬は「はじめて年齢制限の上限が撤廃されたということで、トレーニングを始めた 4月のときは、多くのバックヤードを抱えた方が来てくださったので不安な気持ちもありました。ただ、年長45歳、そしてトランスジェンダー女性が参加する大会になり、扉を開いてくれた 2024年のコンテストにすごく感謝していますし、来年もすごく楽しみです」と声を弾ませ、「ネイティブで英語を話す日本女性のリーダーたちがたくさんいたと思います。その中でもチャクラボルティが栄光に輝いたということを誇りに思っております」と笑顔で語った。
さらに、世界大会に出場することとなったチャクラボルティさんへエールを求められた美馬は「次は短い期間のトレーニングになるんですけど、彼女自身もメキシコで戦う準備を4月からしてきたと思うので、それをブラッシュアップして、また、彼女はスペイン語も話せるので、メキシコでは彼女らしいパフォーマンスをしてもらって、日本もグローバルな人がたくさんいるということを世界に発信していってほしいなと思います」と期待を寄せた。
同じく、チャクラボルティさんへエールを求められたはるなは「彼女そのままのブレない芯の強さと、周りを包む愛にあふれたビックスマイルで、ぜひチャレンジしてもらいたいなと思います」と背中を押し、矢田は「語学も堪能なので、メキシコに行かれて世界の舞台に立っても引けを取らないと思いますし、世界で通用できる方なので、今のまま輝いて、自信を持って舞台に立ってほしいなと思います」とメッセージを送った。
<チャクラボルティ雅(チャクラボルティカヤ)22歳プロフィール>
兵庫県神戸市出身。
ミシガン州立大学卒業。日本とバングラデシュのバイレイシャル。
英語、日本語、スペイン語、韓国語に堪能。高校時代はフィギュアスケートで全米選手権で2度優勝した経験を持つ。多様な背景を持つ人々とつながることがで救急救命士の資格を持ち医学部への進学を目指している。
ミシガン州立大学では人間生物学、脳神経科学のダブルメジャーの学位取得で卒業。
これまで約15年間救急救命やシェルターの調理等多くのボランティア活動を続けており、子どもの健康と言語教育の提唱者となり、多様な経験を活かしながら、若い世代の人たちを力づけ、学習への情熱を育むことで、彼らの幸せと彼らの将来への良い影響を与えることを目指している。