確かなクォリティと、使い勝手のよさで、レコーダーのスタンダードとして、確固たる地位を確立しているパナソニックのディーガ。その中核となる4K対応ディーガがよりパワフルに生まれ変わった。ここでは4Kトリプルチューナーを装備し、4K放送の3番組同時録画を実現したDMR-4T401にスポットを当てる。
画像1: 4K録画の本命!「4K衛星放送」3番組同時録画。
パナソニック「DMR-4T401」

4K RECORDER

PANASONIC DMR-4T401 オープン価格

●再生対応ディスク:UHDブルーレイ、BD、ブルーレイ3D、DVD、CD他
●内蔵HDD容量:4Tバイト
●内蔵チューナー:地上デジタル×3、BS/110度CSデジタル×3、BS4K/110度CS4K×3
●接続端子:HDMI出力2系統、USBタイプA 2系統、LAN1系統、他
●寸法/質量:W430×H66×D199mm(突起部含まず)/約2.6kg
●ラインナップ:DMR-4T301(3TバイトHDD、BS4K/110度CS4K×3チューナー仕様)、DMR-4T201(2TバイトHDD、BS4K/110度CS4K×3チューナー仕様)
http://diga.jp

 

 本機は、お部屋ジャンプリンク(4K放送の転送は非対応)、およびお引越しダビングの4K対応を実現。加えて録画番組、写真や動画、CD楽曲データを保存し、自宅の大画面でも、あるいは屋外にいてもスマホで手軽に楽しめる独自機能、おうちクラウド機能についても、撮影した写真や動画を被写体やイベントに応じて、フルオートで分類、整理してくれる自動整理機能が新設されるなど、最新の4Kディーガは持ち前の機能性に磨きがかかり、レコーダーの可能性を大きく拡げている。

 まさに見どころ満載の充実の内容だが、最大の注目点はやはり4Kトリプルチューナーを装備し、4K放送の3番組同時録画が可能になったことだろう。すでに4Kディーガ、4K録画対応の全自動ディーガでは4K放送のダブル録画を実現しているが、3番組同時録画、しかもすべて長時間録画モードが選択できるのは今回が初めて。

 

同時録画の組み合わせ(4T401/4T301/4T201)

画像2: 4K録画の本命!「4K衛星放送」3番組同時録画。
パナソニック「DMR-4T401」

4Tシリーズ(4T401、301、201)は4Kトリプルチューナーを装備。4K衛星放送3番組の同時録画を可能とした。すべて長時間録画モード(全17モード)の選択が可能だ

 

 トリプル録画対応の背景には、この4K放送を取り巻く環境の変化がある。これまで4K放送といえばNHKの孤軍奮闘という状況が続いていたが、ここにきて民放もニュース、映画、ドラマと、徐々にではあるがピュア4K化が進み、さらに来年3月にはいよいよWOWOWが4Kチャンネルを開局。映画、ドラマに加えて、スポーツ、音楽ライヴと4K&HDRのオンエアを計画中だ。

 そして不確定要素は残るものの、来年7月、8月にはいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定だ。ここではNHKに加えて、民放各局も4K放送に積極的に取り組む予定で、世界のトップアスリートの躍動、熱戦の興奮、感動が4K高画質でお茶の間に届けられることになる。

 4K番組のトリプル録画への対応に加え、番組表(EPG)の表示領域が拡大され、これにともない1時間枠内の表示番組数も2番組から4番組へと充実。さらに番組表のスクロール速度も劇的に改善され(従来比では2倍以上)、時間軸、チャンネル軸ともに思いのままにサクサク動く。操作時のレスポンスはすこぶる良好、じれったさなどまったくといっていいほど感じさせない快適さだ。

 

画像3: 4K録画の本命!「4K衛星放送」3番組同時録画。
パナソニック「DMR-4T401」

4Tシリーズでは、番組表の表示領域を拡張して、1時間枠内の番組数を2番組から4番組に増加。さらに番組表スクロールの速度を従来の2倍以上の速さに改良したことで、快適な操作レスポンスでの番組選択を実現

※画像は機能を説明するためのイメージです。

 

 4K録画は放送のストリームをそのまま記録する4KDRに加え1.5倍から8倍(計16モード)までの4K&HDRでの長時間録画が可能で、さらに映像内容に応じて録画の倍率を8倍〜12倍の間で自動調整する「おまかせ長時間」の設定が可能だ。

 お勧めは1.5〜4倍録までの10モード。実際、1.5倍、2倍、4倍と、4Kの長時間録画を試してみたが、解像感、ノイズ感、階調性と、大きなダメージはなく、4K放送ならではの精細感を維持している。

 4K&HDR版でオンエアされた『ターミネーター2』(約2時間20分)は、1.5倍録画がお勧め。見た目のフォーカス、輪郭のキレともに大きなダメージはなく、1層記録のBD(25GB)に無理なく収められる。

 同じく4K&HDR放送された『地獄の黙示録 ファイナル・カット』(約3時間)は、2倍録画で1層記録のBDに収まる。CGなしの壮大なスケールの映像が持ち味だが、2倍録画でも基本的な情報量ではほとんど不満を感じさせることなく、戦争の狂気や矛盾をしっかりと描き出して見せた。

 信号圧縮された映像信号をより正確に復元する4Kリアルクロマプロセッサも健在。これは地デジ、BS、BS4Kなど放送だけでなく、Netflix、Amazon Prime Video、YouTubeといったネット動画の画質改善にも有効で、われわれが日常的に楽しんでいる映像メディアのクォリティ全体を押し上げてくれる。

 最先端の映像メディアを積極的にカバーし、さまざまな使いこなしを提案する新世代の4Kディーガ。いまのシステムにこの1台が加わることで、われわれのAVライフは俄然、楽しくなる。

提供:パナソニック

 

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