岸井ゆきのが盲目的な恋に突き進む女子を演じた映画「愛がなんだ」のブルーレイ&DVDの発売を記念したイベントが、渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで行なわれた。イベントには、主演テルコを演じた岸井ゆきのと、その親友葉子を演じた深川麻衣、そして今泉力哉監督が飛び入り参加して行なわれた。

 公開から4カ月、改めて演じた役の印象を聞かれた岸井は、「見た方がどんな反応・感想を持たれるのかなって思っていましたが、よかったよという感想が多くて、私の思いが伝わったんだなって感じて、うれしかったですね」と笑顔でコメント。劇場には、女性客が多く足を運んでいたそうで、「(テルコに)こんなに共感していただけるとは思わなくて! 実は私も……といったテルコと似た経験をした人がこんなにいるのか!」と、驚いたそう。しかし、そうした女性の共感を多く集めた結果が、4月に公開された本作が10月を迎えた現在も公開されているというロングランに結実しているのだろう。

 一方、テルコの親友葉子を演じた深川麻衣は、「テルコみたいに仕事を投げ出してまで、好きな人に会いに行くということはないですね(笑)」とバッサリ。しかし、そんな行動力については「うらやましい」と感じることもあったそう。役作りの面では、ボルダリングが得意という設定があったことで、「上手に見せないといけないので、撮影前にボルダリングのジムに通って練習した」と、当時を振り返っていた。

 ちなみに、ブルーレイには未公開シーンも収録されており、監督曰く「せっかくパッケージになるのだから、未公開シーンを楽しんでもらおうと思い、10シーンほどセレクトして収録」しているそう。中にはNGシーンだけでなく、OKカットの別テイク、あるいは岸井も知らないもの(実はあのシーンにはこんなテイクもあった)もあるそうで、ニコニコしながら話す監督のコメントを聞いて、「えっ、そんなことをしていたの!」と、岸井はびっくり顔をしていた。ちなみに、舞台挨拶でもネタになっていたという、メインビジュアルになっているおんぶシーンが本編にない理由も、パッケージのブックレットで監督がその理由を明らかにしているそう。

画像1: ロングラン作「愛がなんだ」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに「岸井ゆきの」と「深川麻衣」が登壇。「私の思いが見てくださった方に伝わってうれしい」(岸井)

 その他、司会よりテルコ的なエピソードはありますか? と聞かれた二人は、「中学生のころ、気になる男子がショート好きと聞いて、カタログを見て同じ髪型にしたら、カタログとは違う仕上がりになって凹んだ」(深川)。深く悩んだ岸井は、「恋愛ネタじゃないけど」と前置きしながら、「メールを送るときに、何度も書き直す」と語り、会場の笑いを誘っていた。

画像2: ロングラン作「愛がなんだ」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに「岸井ゆきの」と「深川麻衣」が登壇。「私の思いが見てくださった方に伝わってうれしい」(岸井)

「愛がなんだ」
Blu-ray&DVD発売中(2019年10月25日発売)
Blu-ray[特装限定版] 5,800円+税
DVD 3,800円+税
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
※レンタル専用DVDも同時リリース
※デジタルセル版配信(本編のみ)は2019年9月27日より先行スタート
(C)2019映画「愛がなんだ」製作委員会

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