演劇カンパニーアリスインプロジェクトの2019年2月公演「Dance! Dance! Dance! オルタナティブ」(演出:岡田基哉、脚本:麻草郁 2月9日から17日にかけて池袋シアターKASSAIで全16公演)の記者会見が1月27日に行なわれた。詳しくはONLINEのレポートをご覧いただきたいが(掲載後日……)、歌とダンス、笑いと涙が満載のスリリングな内容になること間違いなし。この日は32名もの出演者が登壇し、笑顔の絶えない会見となった。
郷咲あやね扮する不動雪(ふどう ゆき)はバスケットボール部の部長で、とにかく熱いキャラクターが特徴。アイドルグループ・レプスルプスの一員としても活動する彼女に、役作りについてうかがった。
――熱血キャラをどのように演じてくれるのか楽しみです。
私が演じる不動雪はバスケ部の部長で、すごい熱い性格なんですよ。クラシックバレエは続けていたんですが、バスケットボールとか球技系の部活だったことは一度もないので、初めての挑戦ですし、新鮮ですね。「黒子のバスケ」とか「SLAM DUNK」を見て、ちょっと男らしい感じの動きも勉強しています。あと“熱い”といえば松岡修造さんなので、あの熱さも参考にして役に取り組みたいと思います。
――舞台はこれで何本目ですか?
通算3本目です。アリスインプロジェクトさんに出るのは、初舞台だった「ゼロヨンヨンの終電車 2018」に続いて2回目です。そのときは鉄道オタクみたいな役をやらせていただきました。コメディが続いていたので、今回はちょっとシリアスな感じなのかなと思っていたら、思いっきりコメディで(笑)、しかも登場人物のキャラがすごく濃いんですよ。
――稽古場の雰囲気はどんな感じですか?
濃いですねー。声のぶつかり合い、キャラのぶつかりあいがすごいです。不動雪は、声が低いんです。稽古中、みんなの声が重なり合っているなかで、私はひときわ目立つ低音を出してます(笑)。
――郷咲さんがメンバーのレプスルプスについてもおきかせください。
3人組のグループで、1周年ライヴが1月19日にありました(@目黒鹿鳴館)。今は研究生がひとりいて、毎日のようにライヴをしています。特徴は……曲と曲の合間のMCが漫才みたいなることですね。アイドルっぽいキャピキャピした感じのMCとは全然違うんです。MCでどんどん盛り上がって、なかなか曲に行かない(笑)。
――そういった経験もコメディに生きているんでしょうね。では最後にお客様へのメッセージをお願いいたします。
とても楽しいコメディになっているので、ぜひぜひしっかり笑う準備をして舞台を見に来ていただきたいと思います。笑いすぎに気をつけて、ぜひお越しください(笑)。
舞台「Dance! Dance! Dance! オルタナティブ」
2月9日~17日まで、池袋シアターKASSAIで上演