ますます艶と伸びを加えた歌声、雪を溶かすかのような暖かなパフォーマンスに魅了された。1月13日、ミライスカートが東京・品川「東京アイドル劇場」で、今年最初の東京定期公演を行なった。
「overture」に乗って颯爽と登場し、テンポよく「鉄則Aライン」につなげてゆく。ファンの“オッオオオッオー”、“1、2、3、Yeah”という掛け声も絶好調。児島真理奈も“もう1回!”と煽りながら、場のテンションを高めていく。次は彼女のフェイヴァリット・ナンバーである「ミーゴ!ゴミーゴ!」。エコロジーに言及したメッセージ・ソングを、ダンサブルなリズムに乗せて歌う。“俺がする!”と合いの手を入れるファンの声も熱い。パフォーマンスは、さらに「千年少女~Tin Ton de Schon~」、「キラ☆ヒラ(ハートマーク)レボ★エボ」、「ナモナイオト」、「Beautiful days」と続いた。ふだん間奏部分ではダンスに専念しているのに、この日の「ナモナイオト」の間奏では、嬉しさを隠せないといった表情で“2019年もよろしくね”とオーディエンスに呼びかけ、これもライヴの名場面のひとつとなった。
場内には、関東の最年少みらっちょ(ミラスカのファン)である2歳の女の子もお母さんと一緒に来場し、ペンライトを振ったり踊ったりしていた。「いつまでもミライスカートを続けていきたい。老若男女に愛されるアイドルになりたい」という児島のアティテュードは、この子にもしっかり伝わっているのだ。次回の東京定期公演は2月3日、同会場で。
そして3月3日“ミラミラの日”に京都・CLUB METROで行なわれるワンマンライヴでは、「逆境ガール」以来の新曲も披露するべく準備中という。そして4月6日には新宿・MARZで“ミライスカートバンド”による待望の東京初公演が開催される。今年もミラスカのフライトは快調だ。
ミライスカート http://www.miraiskirt.com/
児島真理奈 https://twitter.com/miraiskirt_mk