人気漫画家岡田和人原作のヒーローラブコメを映画化した「ほっぷすてっぷじゃんぷッ！」の公開を記念した初日舞台挨拶が12月15日、渋谷HUMAXシネマで行なわれ、主演の天木じゅん、共演の渡辺裕太、水沢柚乃、和久井雅子、佐藤聖羅、主題歌を担当した松山あおい、そして土岐洋介監督らが登壇した。
同氏の原作コミックは、「すんドめ」、「教科書にないッ！」、「すんドめ New」、「天使じゃないッ！」など、近年続々と映画化されており、本作はその最新作にあたるちょっぴりエッチな物語。女子高校生・莢香（天木じゅん）と、彼女に恋した用務員・一途（渡辺裕太）の二人が繰り広げるラブコメディ作だ。
今回、映画初主演となった天木は「お芝居に自信があるわけではなかったので、当初は不安しかありませんでしたけど、現場に入ってみると、共演の皆さんが全力で楽しんで演じられていたので、それに引っ張られて、私にも気合が入りました。とっても熱い現場だったので、今思えば、楽しい思い出しかありません」と、堂々としたコメントを口にしていた。
そんな天木扮する女子高校生に恋した用務員を演じた渡辺は、「今もそうですけど、目のやり場に困って……」とうれしい悲鳴。それを受けた天木は「ここ（胸）までが顔なんで、じっくり見てね」とおどけた返しをして、会場の笑いをさらっていた。
また、莢香の親友・優菜を演じた水沢も、本格的な演技は今回が初めて。「演技に対する不安も大きく、しかも自分と正反対な役設定だったので、本当に2重にたいへんな現場でした。でも、共演の皆さんが優しく接してくださったので、なんとかできたなって感じています」。役柄について聞かれると「本当に私と正反対なんですよ」とにこやかに語っていたが、それを受けて天木が補足。「そうなんです。普段はしっかり者に見えるんですけど、撮影中に自宅に遊びに来たことがあって。そうしたら自然と甘えてきて……もう、妹系が全開で、それがまたかわいくて！ それを見て、あっ、女だって思いましたもん」。
最後に、天木から見どころが語られて終了した。「私の演じた薬香は、普段の私とすごく似ているところがあるんです。私を知ってくださっているファンの方は、楽しく見てもらえると思います。そして、本当にピュアな作品なので、ピュアな気持ちで、そして一途と同じ気持ちで（妄想して）見てもらえると、青春時代を思い出せるはずです。よろしくお願いします」。
「ほっぷすてっぷじゃんぷッ！」
「ほっぷすてっぷじゃんぷッ！２」
渋谷HUMAXシネマで、12月20日までの6日間限定公開中（1と2は日ごとに交互に上映）
2019年1月19日～25日まで、シネ・ヌーヴォXにて1週間限定公開
＜キャスト＞
天木じゅん 渡辺裕太
水沢柚乃 和久井雅子 佐藤聖羅ほか
＜スタッフ＞
原作：岡田和人（秋田書店「「ヤングチャンピオン・コミックス」刊」
監督：土岐洋介
主題歌：松山あおい「1,2,3 LOVE FOREVER・」
配給・宣伝：日本出版販売
（C）岡田和人（秋田書店）2003
（C）2018「ほっぷすてっぷじゃんぷッ！」製作委員会
