7年ぶりに復活した雑誌業界きってのミスコンテスト「ミスマガジン」と、演劇界きっての「青春の旗手」がタッグを組んだ。

 9月に結成が発表された「劇団ミスマガジン2018」が、11月7日から11日まで初公演『ソウナンですか?演劇版』を東京・新宿シアターブラッツで上演中だ。ベースになっているのは、講談社・週刊ヤングマガジンで連載中の人気漫画『ソウナンですか?』(原作・岡本健太郎、漫画・さがら梨々)。修学旅行中事故に遭って無人島に漂着、サバイバル生活を送りながら、生きる希望、帰る望みを持ってエモーショナルに生きる女子高生たちの物語だ。今回、その演劇版を、注目の次世代アイドルたちが演じる。主演・鬼島ほまれ役はグランプリ受賞者の沢口愛華が担当。共演は岡田佑里乃(ミス週刊少年マガジン)、寺本莉緒(ミスヤングマガジン)、池松愛理(読者特別賞)、佐藤あいり(審査員特別賞)、岡本桃花、倉沢しえり、鈴木ゆうは、農海姫夏。脚本・演出は「青春の旗手」の異名をとる竜史(20歳の国)が担当、歌やダンスも交えながら約90分のあいだ、スリリングな世界に引き込む。舞台に先駆けて会見が行なわれたので、主要人物4人が語る“注目ポイント”を紹介したい。

鈴木ゆうは(天谷睦役) 原作を読んでいただいたらわかると思うんですけど、衝撃的なシーンもあります。そこもこのメンバーで、すがすがしく演じられたらと思います。

寺本莉緒(鈴森明日香役) 明日香は明るいんですけどガサツな部分があって、人の気持ちを考えているようで考えていない。そこから成長していく姿を見せられると思うので、ぜひそこに注目してほしいです。

沢口愛華(鬼島ほまれ役) みんな個性が本当にすごいメンバーが集まっています。役の上でも個性がすごいんですが、心で思っている性格と外に出している性格とちょっと違う部分もあって、そこで葛藤するところもあります。その葛藤もぜひ見ていただけたらいいなと思います。

倉沢しえり(九条紫音役) この4人の登場人物は普通、学校にいたら全然違うところにいる子たちです。その4人が一緒になったらどうなるのか、面白く見てもらえると思います。「こんなことをするの?」という原作のシーンも、けっこう舞台にそのまま出てきますので、そこにも注目してほしいです。

 今後の公演は8日から10日までが14:00からと19:30から(8日の2公演と、9日14:00の部はアフタートークも開催)、11日は12時からと16:30から開催される。

『ソウナンですか?演劇版』

11月11日(日)まで、新宿シアターブラッツで上演中
http://miss-maga.jp/

画像: 『ソウナンですか?演劇版』

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