福岡を拠点に活躍していたアイドルグループ・I’S9(アイズナイン)が6月23日(土)、一夜限りの復活を果たし、「一期一会」ライブを2部構成で行なった。ここでは2部の模様を紹介したい。
一部の模様はコチラ⇒https://online.stereosound.co.jp/_ct/17189403
2部は1部とは一転、懐かしのオーバーチュアーにのってメンバーが登場し、一人ずつコメントの後「羽ばたくんだ」からスタートだ。阿貴の「みなさん盛り上がっていけますかー」というこちらも懐かしいコールと、裕梨の「もっと、もっと、もっと……」という掛け声で、会場は早くも1部のエンディングを超える盛り上がりに。アノころの熱気が再び会場に渦巻いているようだ。
裕梨の「いくよー」の掛け声も懐かしい「お待ちしてます!」から、「キラキラ数えに行こう」、「GO-ZERO GO!GO!」と続け、「GO~」では実玖の歌声が会場を満たし、遠征気分も満開だ。
MCコーナーでは、再びネクスト自己紹介が行なわれ、「I’S9の歴史をもう1ページ、作っていきましょう」という李砂のコメントも極まっている!(うまくなった)
再びのライブコーナーではI’S wing(アイズウイング)が復活し、阿貴を含めた幻の、まさに最初で最後の編成によるステージがスタート。歌はもちろん「わたわた」(私が私であること、)だ。5人でのパフォーマンスは叶わなかったが、昨年の解散ライブではサプライズでアンコールのみに登場した阿貴のウイングダンス(世界初披露?)は、一見の価値あり。
続いてはI’S9に戻り「お願い、ギュっとして」、「キミがいるから」を披露して、I’S9思いで話コーナーの第2部へ。今回のトーク参加者は、涼香、実玖、そして愛梨咲の3人。実玖は、九州女子翼ではリーダー的(リーダーじゃないけど)な働きをするのだが、I’S9では相変わらずの天然ぶりを発揮し、みんなからいじられる始末。「(思い出は)3、4年前のアレです」(TIF出場をかけたライブステージらしい)。涼香は「関ケ原ライブ」、愛梨咲は「去年のどんたくです。解散が決まってからの出場だったので」と、それぞれの胸に残るシーンを語っていた。
そして、気が付けばライブコーナーも、もう終盤である。「光れっ!」で大人I’S9を再現したあとは、始まりの曲「私がアイドルになった日」の歌唱をもってエンディング。各自がファンへの感謝、I’S9への想いを口にして2部も終了だ。
が、もちろん、これで終わるはずもなく、会場には大きなアンコール(掛け声はアイズナイン)が巻き起こり、それに応えてメンバーが再び登場だ。
阿貴「(I’S9として)皆さんと過ごした時間は私の宝物です。この先、私が再びステージに立つことは、もうないかもしれませんけど、その思い出を胸に歩んでいきます。大好きなI’S9を忘れないで下さい」
涼香「こうしてまた、皆さんと会えて本当に幸せです。皆さんの記憶に強く残るグループに携わることができて、本当にうれしかったです」
李砂「I’S9で過ごした4年があったからこそ、いまの私がいると思っています。復活が決まって、一日だけだけどリーダーをしてほしいと言われた時は、すごくうれしかったです。こんなに素敵な一日を過ごせて一生の思い出になりました。これからも、皆さんに笑顔を届けられるように頑張ります」
裕梨「加入した時は小学生でした。I’S9の活動を通して、人として成長することができました。それも、応援してくださった皆さんのおかげです。これからも、I’S9が皆さんの心の中に残っていけるといいなと思います」
愛理「大好きなI’S9に入れて、携われて、そして最後に皆さんとこうしてライブをできで、本当にうれしかったです。いまは九州女子翼で活動していますが、私は私です。これからも応援お願いします」
実玖「I’S9に加入して、たくさんのことを学びました。(グループが)解散しても、私はステージに立つことを選んで、いまは九州女子翼で活動しています。I’S9があったからこそ、今の自分があると思っています。九州女子翼を引っ張っていって、I’S9のようにたくさんの人に愛されるグループにしたいですし、同時に、自分の望む道に向かって突き進んでいきたいです」
愛梨咲「今日は、来てくださって本当にありがとうございます。I’S9が本当に大好きで、それを超えるものは私の中にはないんだなって、この稽古期間を通して、今日のライブを通して実感しました。私が皆さんの前で、歌って踊ってという姿をお見せするのは、今日が最後という気持ちでいます。皆さんの笑顔を見ることができて、本当に幸せでした。今後は、皆さんとこうして会える機会もあまりないかもしれません。すごく寂しいんですけど、それでも頑張れるのは、皆さんの存在があるからです。いまは夢に向かっている最中ですので、必ずまた皆さんの前に立てるように頑張ります。私が、メンバーが、そして皆さんが大好きだったI’S9を、ずっと好きでいてください。忘れないで下さい」
そして最後となる楽曲「羽ばたくんだ」を披露して終了……かと思いきや、再び大きなアンコールが巻き起こり、それに応えたメンバーが登場し(ダブルアンコール)、ほんとにほんとにほんとにI’S9として最後となるであろうステージが始まり、「私がアイドルになった日」を会場に集まったファンを交えて大合唱し、大団円となった。
李砂 https://twitter.com/itr_risa
涼香 https://twitter.com/szk_94_
実玖 https://twitter.com/itr_miku?lang=ja
愛理 https://twitter.com/itr_airi