「再生専用機」が減少しつつある残念な状況に対応して、それと「録画機」とを同時に選考。第1位は孤高の高品位を誇るパナソニックDMR-ZR1が獲得、選考委員全員がベストワンという圧倒的評価を得た。注目はプレーヤー分野で孤軍奮闘の観があるリーヴォン。再生専用機が良い、という層に対して、末永く製品供給を続けてほしい。
第1位:パナソニック DMR-ZR1
オープン価格(実勢価格36万円前後)
2021年のHiViグランプリ最高賞を受賞した、超弩級4Kレコーダー。「最高のレコーダー+最高のビデオディスク/配信プレーヤー」との形容が正鵠を射ている。BS4Kの22.2ch音声をアトモスに変換する機能も注目。慣れ親しんだビデオディスクから新鮮な感動が得られること必至。(麻倉)
第2位:パナソニック DMR-4X1002
オープン価格(実勢価格33万円前後)
地デジなどの2K放送を最大8chと4K放送を1ch全録可能で、10TバイトのHDDを内蔵する「全自動ディーガ」の最上位モデル。充実した番組おすすめ機能や連続ドラマなどはすばやく次の回に移動できるなど、使い勝手が充実。ZR1譲りの高画質機能の採用も魅力。(鳥居)
第3位:リーヴォン UBR-X110
¥220,000 税込
仏REAVONが手がけるユニバーサルプレーヤー。アナログ出力を持たないUBR-X100の後継機だが、待望のSACD再生機能を搭載し、さらに基本的なクォリティにも磨きがかかった。特に緻密な階調性、輪郭の品位感など、画質の向上には目を見張るものがある。(藤原)
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