合体変形ロボットの金字塔を打ち立てた永井豪、石川賢原作による「ゲッターロボ」シリーズである≪ゲッターロボ サーガ≫。1974年「ゲッターロボ」の連載が開始、その後『ゲッターロボG』(1975~)、『ゲッターロボ號』(1991~)、『真ゲッターロボ』(1997~)と描き続けられ、2001年に双葉社のアクションピザッツ増刊『スーパーロボットマガジン』に連載開始されたのが『ゲッターロボ アーク』。その後、石川賢が急逝。『ゲッターロボ アーク』も《ゲッターロボ・サーガ》も未完の名作となりましたが、原点である『ゲッターロボ』をはじめ、その後、数々の作品で「合体変形」の魂が継承され、まさに合体変形ロボットの金字塔を打ち立てた伝説的シリーズです。
本年、≪ゲッターロボ サーガ≫最終章である、TVアニメ『ゲッターロボ アーク』が7月に放送開始することが決定! シリーズ誕生から47年。「ゲッターロボ」という作品が放つ、迸るような“熱き魂”が、令和の閉塞と混沌を突き破ります。
今回制作されるアニメは、原作の特徴をより色濃く反映させた作品となる。監督は『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』『新ゲッターロボ』などの作品を手掛けた川越淳、アニメーション制作はOVA「ゲッターロボシリーズ」のBee・Mediaが担当。ゲッターロボに搭乗する主人公・流拓馬役に内田雄馬さん、カムイ・ショウ役に向野存麿さん、山岸獏役に寸石和弘さんが出演。さらに神隼人役を『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』(1998年~)をはじめとする『ゲッターロボ』シリーズでも同役を担当した内田直哉さんが演じます。
そして本日4月17日には、主要キャストの発表を記念して、本作初となる「『ゲッターロボ アーク』キャスト発表記念オンライントークイベント」を、YouTubeライブにて実施。
イベントには、本作主役・流拓馬を演じる【内田雄馬さん】、『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』ほかで主役・流竜馬を演じた【石川英郎さん】、さらに本作のキャラクターデザインを担当する【本橋秀之さん】、すべてのOVA版に携わり、本作ではアニメーションプロデューサーを務める南喜長さんも参加。
主人公・流拓馬に内田雄馬さんはどのように挑んでいこうとしているのか。これまで主役・流竜馬を演じてきた石川英郎さんは、本作の主役であり、役としては息子にあたる流拓馬を演じる内田雄馬さんに何を託すのか。7月の放送開始を前に、アフレコも始まり、ますます熱気の高まる制作現場の様子をいち早くお話いただきました。
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「ゲッターロボ」が生まれてから47年、今年新たに制作、そして最終章となる『ゲッターロボ アーク』。長い時を経てアニメーション化される本作が7月に放送開始される。
この度、キャストの発表がされたことを記念して、4月17日(土)、アニメ『ゲッターロボ アーク』初となるトークイベントがオンライン配信で開催された。ゲストには、本作主役・流拓馬を演じる内田雄馬、『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』ほかで主役・流竜馬を演じた石川英郎、さらに本作のキャラクターデザイン担当の本橋秀之、全OVA版に携わり、本作ではアニメーションプロデューサーを務める南喜長が登場。宣伝プロデューサーを務める山本和弘の進行のもと、7月のアニメ放送開始に向けて絶賛制作中の現場の模様、また「ゲッターロボ」シリーズの中で“親子”という関係になる役を演じている内田、石川の二人からの熱い思いが語りつくされた。
イベントでは、始まったばかりのアフレコ収録についても触れられ、「収録も始まったばかり、どういう人なのか、を探りながら収録に臨んでいます。見た目もワイルドなので、セリフもパワーがある。パッと決断するような思い切りの良さがあるので、彼の持っている「パワー感」を大切にしながらやっています。」と内田。キャラクターを演じるにあたっては、石川が演じた竜馬を参考にしたといい「やはり、(拓馬を演じるにあたっては)竜馬のデータが知りたい。テイストを入れたいと思ったときに“ゲッタートマホーク”だと思って…。“トマホーク”という叫びが“トマホウウク”というような“ウ”と聞こえる、そこをとても意識しました」と明かす。拓馬と竜馬、親子のつながりという部分でも、作品を継承する意味でも特に意識したという内田の言葉に石川は「そうだったの!?だって台本にそう書いてあるんだもん」と驚きの様子。
さらに山本より「ちょっと“ゲッタートマホーク”を言ってみていただけると……」と促され、内田はまだ拓馬のセリフも公開していない本邦初公開なんですけど……と少し戸惑いながらも、堂々と「ゲッタートマホー【ウ】ク」の叫び声をスタジオ中に響かせる。ゲストが顔を見合わせながらおぉ!となる中「ウが見えましたね!」と石川が太鼓判を押し場内を笑わせた。また南からは、「石川さんは、神隼人役を、内田さんはカムイ・ショウという役を受けていて、それぞれこっちのほうがいいのではないか、という話になり、それぞれ竜馬、拓馬に決まったんです。まさかの偶然ですね」と二人の共通点についての秘話が飛び出す場面も。
またキャラクターデザインを務める本橋は、「僕にとって石川先生の絵は描きやすいんです。すごく変な話なんですけど、描いているとき、石川先生の声が聞こえてくるんです。これはこうしたらいい、とか……、なので原作者と、僕が描いている、という感覚です。」という驚きのエピソードを明かした。
イベント中には、先だって発表された作品のOP・ED曲を務めるJAM Project影山ヒロノブよりビデオメッセージが公開された。「今回、『ゲッターロボ アーク』の楽曲担当をさせていただくということで、コミックを読み直しました。力強くミステリアスで複雑なストーリーが絡み合うゲッターロボらしい、ドラマティックな曲になっていると思います!」と熱い思いとともに、楽曲も一部初披露されると、スタジオ内も熱気が高まった。
そして続けて登場したのは、発売が告知されている『ゲッターロボ アーク』フィギュア商品の最新情報だ。昨年10月のアニメ化発表と合わせて試作品を展示されたTAMASHII NATION 2020でも反響が大きかった「超合金魂」より、関節を仕込んだセカンドモデルやプラモデル商品HGゲッターアークの監修中「テストショット」が持ち込まれるなど、次々と最新情報が発表された。放送まで約3カ月、続々と制作がすすむ「ゲッターロボ アーク」。今後さらなる期待が高まる。
本イベントは、現在期間限定アーカイブ配信中。
<アーカイブ配信>YouTube BANDAI NAMCO Arts Channel https://youtu.be/h_p1tbNd7js
永井豪先生も登場するゲッターロボがよくわかる紹介映像「ゲッターロボ大検証 ―アークへの果てしない道―」もYouTubeのバンダイスピリッツチャンネルにて再公開中
https://www.youtube.com/watch?v=5B-1JBU2C78
【アニメ『ゲッターロボ アーク』】
■放送情報:2021年7月より
■キャスト
流拓馬:内田雄馬 カムイ・ショウ:向野存麿 山岸獏:寸石和弘 神隼人:内田直哉 他
■スタッフ
企画:ダイナミック企画 原作:永井豪・石川賢 監督:川越淳 構成・脚本:早川正 キャラクターコンセプト:星和弥 キャラクターデザイン:本橋秀之 ロボット・コンセプトデザイン:堀井敏之 プロップ・メカデザイン:岩畑剛一/森木靖泰/鈴木典孝 美術監督:根岸大輔 美術設定:滝口勝久 CG I監督&CGデザイン:後藤優一 音響監督:なかのとおる 音楽:栗山善親/寺田志保 音楽制作:ランティス 主題歌:JAM Project アニメーション制作:Bee・Media 製作:真早乙女研究所
■公式HP https://getterrobot-arc.com/
■公式Twitter https://twitter.com/getterrobot_arc
■公式Facebook https://www.facebook.com/getterrobot.arc/
■コピーライト:(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
【関連情報】
■株式会社BANDAI SPIRITSから「超合金魂 ゲッターアーク」に続き、
プラモデルでもHGシリーズで「ゲッターアーク」が発売決定!
○超合金魂 ゲッターアーク 発売元:株式会社BANDAI SPIRITS
○HG ゲッターアーク 発売元:株式会社BANDAI SPIRITS
■オープニングテーマ「Bloodlines~運命の血統~」7月14日発売!
20周年を迎え、今尚アニソン界を牽引し続けるJAM Projectが2年ぶりとなるアニメ主題歌を担当。「ゲッターシリーズ」主題歌をいくつも担当してきたJAM Projectによる集大成とも言える重厚で力強いサウンドで珠玉のロボットソングに仕上がっている。○CD「Bloodlines~運命の血統~」
作詞・作曲:影山ヒロノブ 編曲:寺田志保/栗山善親
発売日:2021年07月14日(水)
品番:LACM-24126
価格:¥1,320(税込)
レーベル:ランティス
発売・販売元:株式会社バンダイナムコアーツ
※ 表題曲+c/w 曲、各 Inst.の計4トラック収録