映画『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見が1月7日(木)、TOHOシネマズ六本木にて行なわれ、主演 岩田剛典、共演の新田真剣佑、山田杏奈、中村アンらメインキャストたちに加え、佐藤祐市監督らが登壇した。当初は観客を入れての会を予定していたが、新型コロナの感染状況を鑑み、急遽、無観客・オンライン配信へと変更されての開催となった。

画像1: 注目のサスペンス作『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見が開催! 主演の岩田剛典は「究極の純愛ラブストーリーを劇場の大画面で楽しんでほしい」とメッセージ

 本作は、強い絆で結ばれた幼馴染みの2人が、10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”の実行を目論むというサスペンス作。

 主人公キダを演じた岩田は、「本当は心優しく穏やかな人物なんだけど、とある出来事をきっかけに人柄が丸ごと変わってしまうんです。その、“大人の時期”と“学生時代”のコントラストを表現できるように意識しました」と、役作りについて語った。

 一方、そのキダと共に、10年間の壮大な計画を進めていくマコトを演じた新田は、「10年前から現在が描かれていて、過去を明るく出来ればラストが生きてくると思ったので、10年前のシーンはスクリーンを見てくれている人を笑顔にできるように意識して演じた」という。

 そんな二人の幼馴染でもあるヒロイン・ヨッチを演じた山田は、「ヨッチは過去のパートにしか出ていないんですけど、“衝撃のラスト”に深く関わっていることもあり、ヨッチという役を存在感のあるものにしたかった」と、演じる上で留意した点についてコメントしていた。

 中村については、それまでの彼女のイメージを覆すような役=政治家令嬢リサを演じるにあたって、「(演じきれるか)不安」だと監督に伝えたところ、「大丈夫!」と背中を押してくれたこともあって、「無事(撮影現場の)神戸に向かえた」というエピソードを披露していた。

 イベント中盤には各キャストの今年の抱負も披露され、中村は「ピアノを継続する」、山田は「運動好きになる」、新田は“今年笑顔で終えるために仕事をひとつひとつ頑張る”という意味で「笑顔」を、岩田は“今年一年が終わるころには本当にエンタメ業界も復活して欲しいという希望”を込めて「復活」を、それぞれ掲げていた。

 なお、イベントの終盤には、翌日の1月8日に二十歳の誕生日を迎える山田に対して、サプライズでケーキを模した美しいフラワーアートが贈られると、「びっくりしました!」と大きな笑顔を見せていた。

 最後は、主演岩田のコメントにて終幕。「本作はサスペンスではありますが、自分としては、究極の純愛ラブストーリーと思っています。ご覧いただく頂く方によって色んな受け取り方があると思いますが、ぜひ、劇場の大きなスクリーンでお楽しみください」。

映画『名も無き世界のエンドロール』

1月29日(金)より全国ロードショー

出演/岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン / 石丸謙二郎 大友康平 柄本明

原作/行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督/佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 -かさね-』 など)
主題歌/須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
制作プロダクション/RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給/エイベックス・ピクチャーズ
(C)行成薫/集英社(C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

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