演劇カンパニーアリスインプロジェクトの最新作「アイガク2019」が現在、池袋のシアターKASSAIにて上演中だ。ここでは、HBのプルス役として日々、愛らしい姿を振りまいている東城希明(とうじょう のあ)にインタビューした。
――ゲネ、お疲れさまでした。
ありがとうございます。とにかく無事に終わってホッとしています。ダンスもうまくできたし、(劇中で)初めてゲームも楽しくできましたので、ホッとすると同時に、ああ楽しかったという思いでいっぱいです。
――アリスインには1月の「悪魔inデッドリー~」以来、3回連続の出演ですね。
はい! いままで時代劇しか出たことがなかったので、現代劇で、しかも女の子ばかりの作品を経験できて、(舞台の)新たな一面を知ることができました。楽しいです!
――会見の時は大人しかったのに、こうして直接お話すると、よく話してくれますね。
人前に出ると恥ずかしくて……。舞台中は、集中しているから平気なんですけど。でも、ほんとうの私は、実は目立ちたがり屋なんです(笑)。
――演じられたうさぎと人間のハイブリッド「プルス」はいかがでしたか?
会見の時には正直、まだ役をそこまでつかめていなかったんですけど、いまは自信を持って演じることができました。
――役作りは?
末っ子キャラなので、とにかく笑顔で、元気いっぱいに演じるのを一番に考えてやっています。ダンスも芝居も、一番輝くぞ!と思いながら頑張りました。
――プルスはご自身とは遠い? 近い?
プルスっぽく見られることも多いんですけど、実はもっと活動的で、もっと目立ちたい(遊びたい)人間なんです。そういうところを気づいてほしいなと思います。
――では、ゲネでのDBの罰ゲームは、見ていてやりたくなったのでは?
そうなんです。ほんとに乱入しちゃおうかなと思ったぐらいなんですけど、あまり目立つのも……と思って控えました。
――東城さんの思う見どころは?
やはりゲームパートですね。今回(ゲネ)のお題はお絵かきだったので、自分を表現できると思って頑張りました! ただ、ジェスチャーとか伝言ゲームとかはどうも、想像力が豊かすぎるみたいで、細かいことにこだわらないので、苦手なんです。
――今後の告知があれば。
私の所属している劇団Brownieが、4月7日に王子の飛鳥山公園で奉納舞を披露します。よろしくお願いします。
舞台「アイガク2019」
3月27日まで、池袋シアターKASSAIで上演中
<キャスト・人間DB>
遠藤三貴、香咲和花、夢月、安城うらら、増田りあ、水楢日菜、北原唯、荘司里穂、柴崎七虹、長谷川麻由、天音、大澤実環
<キャスト・ハイブリッド>
橘はるか、山下聖良、國井紫苑、小夏心愛、東城希明、若松愛里、大場美優佳、高槻実穂、大森舞生、中島明子、服部美香、大野一二三、児玉ももな
<MC/データスフィア>
椎名亜音、氏家綾乃
<助手/データスフィア>
音羽奈々、神田緋那