京都発のアイドルユニット・ミライスカートが3月17日、品川・東京アイドル劇場で月一の定期公演を開催(19時~)。未来感あふれる衣装で、魅惑のミラスカナンバーに新曲「旅行の友」を織り交ぜ、華麗なステージを披露した。
ミライスカートが東京アイドル劇場のステージに立つのは、昨年8月以来8度目であり、同年9月から始まった定期公演としては7度目となる。東京のみらっちょ(ミラスカファン)にはうれしいことに、2度目の延長が決まり、東京定期は6月まで同地で開催されることになった。
ライブパートでは、恒例のオーバーチュアーに乗って児島が登場してくるが、会場に集まったファンの掛け声はもう完璧! オープニングナンバーとなった「COSMOsSPLASH」から会場の熱気も全開で、前月のレポで原田氏が書いているように、児島の歌声はさらに磨きがかかり、高域はどこまでもスッと伸び、一音一音の発声がよりクリアに、そしてスウィーティーとなり、ボーカル力は格段にアップしており、わずか2週間前の京都CLUB METROでの印象を上回るほどだ。そして、ダンスの切れ味はさらに鋭くなり、ソロになってからはどちらかと言えば歌唱に重点を置いているようにも見えたが、先述した声量のアップと合わせ、ダンサブルなミラスカも徐々に楽しめるようなってきたように感じた次第。
続く「ミーゴ!ゴミーゴ!」では、「俺がするー、俺、俺、俺」、そして「鉄則Aライン」では「おっおおおー」の掛け声も完璧に極まり、みらっちょの面目躍如といった雰囲気。ミドルテンポの「ナモナイオト」で会場をしっとりとさせたあとは、MCコーナーだ。開口一番、「ふりかけ大使に就任しました!」という児島のコメントに、会場からは暖かい拍手と声援が送られ、お待ちかねの新曲「旅行の友」が東京アイドル劇場では初歌唱された。
じつは、開演前にみらっちょ有志が、会場に集まったファンにふりかけ「旅行の友」を配っており、曲が始まるや皆がそのふりかけを手に声援を送る姿に、児島もにんまり(ものすごく驚いた顔をしていた)。途中に入る「もぐもぐ」や「いただきます」のコールも完璧に極まり、見事な一体感が作り出されていた。
最後は、「未来ノート」ではんなりとした雰囲気を醸成して終了だ。
次回、ミライスカートの東京公演は、まずは4月6日にミラスカバンド初の東京ワンマンとなる新宿MARZでのライブが、そして翌7日には、東京アイドル劇場での定期公演が、それぞれ開催される。
ミライスカート http://www.miraiskirt.com/
児島真理奈 https://twitter.com/miraiskirt_mk