TOKYO IDOL PROJECTが展開する月一のライブ公演「miniTIF」のvol.52が2月24日、フジさんのヨコステージで開催された。今回の出演は、EVERYDAYS、Lily of the valley、143∞、真っ白なキャンバスの4組(出演順)だ。正統的なアイドルといったグループから、ロック調のハードパフォーマンスを展開するグループまで、さまざまな個性が集った2時間。ここでは各出演者のステージを紹介していきたい。
トップバッターはminiTIF初出場となる「EVERYDAYS」だ。昨年夏に結成された7人組グループで、映像のライブ配信を連日行なっているライバー集団。月~日までの担当がおり、メンバーにはアリスインプロジェクトの舞台や、昨年話題をさらった映画「カメラを止めるな!」でヒロインを演じた秋山ゆずきも在籍している。ステージでは、「ハロー!EVERYDAYS!」ほか全3曲(ハローは2度披露)を披露し、王道アイドルらしい愛らしい雰囲気を振りまいていた。
2番手は、こちらも昨秋結成の5人組グループ「Lily of the valley」(通称 リリバリ)だ。メンバーは小学6年生(!)の西村津希乃(2/25が誕生日なので、ステージが11歳最後の日)から、上は高校一年生までというフレッシュな顔ぶれが揃っている。ステージではロック調のバキバキなパフォーマンスが楽しめる「シリウスなキミ」から、コミックソング的な「幸福ご飯」、ステージ上での写メポーズがかわいらしい「フィルム」など、全6曲を披露。小っちゃい子たちがチャキチャキと動き回るさまは、さくら学院やPiXMiXを想起させてくれて楽しいものだ。
3番手は、同じく2018年(2月)結成の6人組グループ「143∞」(ワンフォースリー)だ。グループ名には「I LOVE YOU」の意味があり、愛こそすべて「LOVE IS LIFE」を掲げて活動しているロックアイドル。今回出演のグループの中では一番の盛り上がり見せ、「143」Tシャツを着たファンらの一致団結した動きは、後方から見ていて見事なもの。ステージでは「FIRE×FIRE」ほか全6曲を披露。「DANCE↑DANCE」では、ステージ上のメンバーの動きに合わせて、会場のファンたちが右へ左へと動きさまがたのしいものだった。
ラストは、2017年結成の6人組グループ「真っ白なキャンバス」だ。王道アイドル的な出で立ちで、アップテンポのナンバーをダンサブルにパフォーマンスしてくれるところに注目で、中でも三浦のダンステクニックは相当なもの。ピアノのイントロが美しい「SHOUT」や、元気で明るいメロディラインの「HAPPY HAPPY TOMORROW」、一転してロック調の「PART TIME DREAMER」など豊富な旋律にも魅了された(全6曲披露)。5月3日にワンマンを開催するそうだ。
なお、TOKYO IDOL PROJECTでは、毎夏恒例の世界最大級のアイドルイベント「東京アイドルフェスティバル=TIF」を、今年も8月2、3、4日に、お台場のフジテレビ周辺で開催。10周年となる今年は、チェアマンにこちらも恒例の指原莉乃を起用する。
※各ステージのフォトは後日追加します。