福岡を拠点に活動している男女混合ユニットIsTaR(アイスター)が12月15日、東京でのラストライブを、池袋のライブスポット・スペースemoで開催した。

 当日は姉妹グループの九州女子翼も駆けつけ、ゲストとしてライブに出演し、先輩グループの東京ラストライブに熱い華を添えていた(前半/ゲスト「九州女子翼」ステージ/後半という構成)。

 恒例のオーバーチュアーに乗って、元気いっぱいに登場してきたメンバーは、オープニングナンバーとなった「ダンスフロア☆フィーバー」からパフォーマンスも全開であり、その姿は、最高の音楽を提供することを目標に結成されたエンターテイメントグループの面目躍如といった雰囲気。(記憶をたどれば)かつてYUURIの加入が発表された際(2017年2月)にカバーを始め、それから2年近く経った今、もはや“自分たち曲にした”という印象を受けるほどだった。ダンスについても、わずか一ヵ月前(解散が発表される直前)の東京遠征(筑田フェス)で見せたパフォーマンスを大きく上回る、素晴らし出来栄えであった。

 ステージは、ゲストの九州女子翼や、アンコールも含めおよそ90分という濃密なもので、結成から3年、在籍したメンバー(変遷も多かったが)=彼ら、彼女らが紡いできた楽曲が披露され、ファンには最高のステージになったのではないだろうか。中でもUkinaの成長は著しく(初お披露目は2016年12月)、女性らしさを内包しながらも、そのキレ、止め、しなやかな動きは目を見張るほどで、12月30日の解散以後は、芸能活動そのものも終了してしまうのはたいへん惜しまれる。

 ステージでは、オリジナル曲だけでなく、各種カバー曲も披露され、個人的には保坂朱乃引退後に、こうしたステージで歌われるのを初めて聞いた「LOVE BANG」に感涙。SOのソロステージでは、想像以上の“圧”が楽しめた。李砂とUkinaのステージも披露されたが、個人的にはそれぞれのソロも観てみたかった(Ukinaに保坂の「Voice」をカバーさせたら面白そう)。

 グループの最後の新曲となる「Welcome To The Music」(おそらく。たまに最後のステージで新曲を歌ったりするので・笑)は、筆者の印象としては、筑田楽曲の最高峰と言えるのではないかと思えるほどに素晴らしく、解散へ向けたメンバー各自のモチベーションの高まりも相まって、最高の感動を届けてくれた。

 MC部分では、メンバーからファンへのコメントが発せられた。
SO 「事務所に所属してからの6年間、弱い僕を支えてくれて、ありがとうございました」
李砂 「事務所に所属していた6年間は、本当に幸せでした。いつも支えてくれるファン、スタッフ、そして家族に感謝して、12/30の解散ライブまで全力で駆け抜けたいです」
Ukina 「2年という短い活動期間でしたけど、たくさんの方と出会えたし、IsTaRの魅力を存分にお伝え出来たんじゃないかなって思っています。12/30を以て、悔いなく活動を終えられます」

 また、MCの終わりしなには、九州女子翼が「ちょっと待ったー」と、手渡す予定の内緒の花束を見せながら登場(笑)。愛理が「IsTaRさんからは、たくさんのことを学びましたし、グループの最高の音楽がほんとうに大好きでした。皆さんのバトンを受け取り、これからITRを盛り上げていきたいです」と、珍しく場を決め、九州女子翼メンバーから、IsTaRメンバーへ花束を手渡していた。

 IsTaRのラストステージは、明日12月30日。ITRにとっては聖地ともいえる福岡のライブハウスBEAT STATIONにて、17:30に幕を開ける。

曲目
1 ダンスフロア☆フィーバー
2 猫のせいじゃない?
3 seifish party
4 LOVE BANG
5 Starlight Love Song
6 Every days 強めのA,B,C
7 虹をつかめ!
九州女子翼ステージ(https://online.stereosound.co.jp/idollove/17237630)
8 UPPERなMUSICをWANTED!
9 Raise the Flag
10 天神ラプソディー
MC(九州女子翼乱入・笑)
11 Welcome To The Music
12 回れ!ミラーボール
アンコール Welcome To The Music

IsTaR http://itr-istar.com/index.php
近藤李砂 https://twitter.com/itr_risa
SO  https://twitter.com/so_itr
Ukina  https://twitter.com/itr_ukina

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