この31日に六本木VARITでカウントダウン・ワンマン「WHY@DOLL COUNTDOWN 2018-2019」を行なうヴォーカル・デュオ、WHY@DOLLが、12月24日のクリスマスイブに、東京・渋谷Gladにて二部制のワンマンライヴを開催した。ここでは第2部「~Merry Christmas いぶっ☆~」の模様を紹介したい。

 第1部ではアロハシャツでかき氷を食べて夏の歌を歌うという想像の斜め上をいく趣向でファンを大いに驚かせ、喜ばせたふたりだが、この第2部は予想を裏切らないクリスマス仕様。観客にもサンタコスプレが多数、見られる。「We Wish You a Merry Christmas」をオープニングに持ってきて厳かな雰囲気を醸し出し、続いては12月18日にONIGAWARAとの2マン公演で初披露されたONIGAWARA提供曲「It's all right!!」を昼の部に続いて歌った。ファンとのコール&レスポンス、“ほわどるポーズ”を生かした振り付けが印象的だ。

 次のセクションでは、「ケ・セラ・セラ」を初披露。「“大丈夫だよ”とみんなを勇気づける曲、背中を押せる曲です」と青木千春が説明する。作者・吉田哲人が見守るなか、青木と浦谷はるなのふたりは息の合ったステージングで見事なプレミア・パフォーマンスを行なった。「Ringing Bells」や「パウダースノウ」など冬を感じさせる曲も、クリスマスイブに聴くと感銘が倍増する。

 2人がこの日のために手作りしたクリスマスリースをプレゼントする抽選会のあとは、WHY@DOLLの数あるレパートリーの中でもとくにシックな「ラブ・ストーリーは週末に」「2月のエピローグ」「Dreamin' Night」。観客はふたりの歌声にじっと聴き入りつつ、思い思いに体を揺らす。そして一転、ラストは「Dancin' For Broken Hearts」、「キミはSteady」、指ハートと二拍三連が高揚感を運ぶ「恋なのかな?」、「秒速Party Night」と盛り上がり系を4曲続けて。PA(音響)も実によく、ベースやキックの音がビンビンに響いてくる。そしてオーラスでは、再び「ケ・セラ・セラ」を。この曲、ライブで繰り返し歌われることで、どんどん育っていくことだろう。一度終わるように見せかけて、また始まるところも聴かせどころだ。

 既報の通り、WHY@DOLLは「ケ・セラ・セラ」をリードトラックにしたEP『Hey!』を2月12日にリリース。ライブ映えする曲ばかりを集めた内容になるとのことだ。ツアーも2月10日の札幌を皮切りに大阪、名古屋と続き、ファイナルは3月24日に東京・下北沢GARDENで行なわれる。大阪、名古屋は初めてバンド伴奏のセットとなる。

 相当な運動量を持つダンスをしなやかに踊り、高度な音程やリズム感が要求される曲をスムーズに歌うWHY@DOLL。2019年も実力に磨きをかけながら、胸のすくようなパフォーマンスで楽しませてくれることだろう。

主な日程
・12/28 「涙」第14回 23:55~ @渋谷チェルシーホテル
・12/29 アイドルクロニクル2018アイドル大忘年会 11:10~/16:00~ @仙台MACANA
・12/31 WHY@DOLL COUNTDOWN 2018-2019 23:00~ @六本木VARIT
2019
・1/5 テレジア&タワレコNU茶屋町店presents合同インストアイベント 16:00~ @タワーレコードNU茶屋町店

WHY@DOLL  http://www.whydoll.jp/
青木千春 https://twitter.com/aokichiharu
浦谷はるな https://twitter.com/humhum0401

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