秋葉原にある老舗のメイドカフェ「ぴなふぉあ 壱番星劇場店」が、オープン15周年を記念して、内装やサービスをリニューアルして、9月8日よりグランドオープンする。その前日となる7日にはプレス向けの内覧会が開かれ、代表の宮崎氏が今後の展望を語った。

 壇上に立った宮崎氏は「2003年にぴなふぉあをオープンしてから15年、いまの秋葉には、いろいろな形のメイドカフェがオープンしてきました。そんな中で、より新しいことにチャレンジしていきたいという思が強くなり、15周年を機にリニューアルを決断しました」と今回の経緯を披露。

 具体的には、「当初はヲタクの集まるお店というコンセプトでやってきましたが、ヲタクも市民権を得てきましたし、段々とお客様の層も、ヲタクから観光の方が増えてくるようになってきました。そこで、今一度基本に立ち返って、かわいらしい内装の店内で、皆さんが想像するようなかわいらしいメイドが給仕をするというスタイルにすること、加えてSNS時代を鑑みて、メイドのYouTuberやメイドのDJといった動画配信のジャンルにも挑戦していくこと、それらを軸にいろいろな新しいことに取り組んでいきたい」と、今後の抱負を語った。

 近年では、外国人観光客の割合も増えてきたそうで、中でもSNSの評判は大きな影響があるそうで、今後、インバウンド需要の増える東京オリンピックへ向けてSNSをより活用し、「外国人観光客へよりアピールできる店舗、サービスを目指し、全体に30~40%はインバウンドにしたい」という意欲を表明していた。

 また、会見に出席したメイドリーダーの一人たからは、「外光が入るようになって店内も明るくなったし、メイド自身もより明るい気持ちでご主人さまに給仕して、元気を与えていきたい」と思いを語った、

 新人メイドちょこも、「どちらかというとお嬢様のご帰宅が少ないので、せっかく店内もかわいらしくなったので、お嬢様限定の女の子の日とかを作って、お嬢様のご帰宅を増やしたい」と意気込みを披露してくれた。

 グランドオープンとなる9月8日(土)から1ヵ月間は、リニューアルオープンキャンペーンとして、スペシャルな企画も用意されているそうだ。

「ぴなふぉあ」壱番星劇場店
東京都千代田区外神田3-10-5 イサミヤ第3ビル 3F
03-3526-2726

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