ウェスタン・エレクトリック 124
350B(6L6)プッシュプル
1941年に登場した124アンプには618C入力トランスを搭載した124Aと、入力トランス170B-285Lを搭載した124B、そして124Aの入力トランス618Cの1次側の配線を変えた124C、618A入力トランスを搭載した124D、また124Dの入力トランスの1次側の回路の一部を変えた124Eが存在する。いずれのアンプも真空管は348A/6J7×2、380B/6L6×2、274B/5U4Gを使用し、出力12W/20Wを得ている。
ウェスタン・エレクトリック 142C
350B(6L6)プッシュプル
WE 142タイプ・アンプにはベーシックアンプの142A、これに141Aプリアンプを組み合わせた142Bと、142Aアンプにラインコイル618Dを組み合わせた142Cと、さらに142A+141A+ラインコイル618Dを組み合わせた142Dが存在する。いずれも登場は1947年である。出力段は350B/6L6のプッシュプル動作により出力25Wを得ている。
ウェスタン・エレクトリック 143A
350B(6L6)パラレルプッシュプル
1947年に登場した143アンプには、143Aベーシックアンプ、143Bアンプとして(143A+141A)の組合せ、143Cアンプとして(143A+618Dラインコイル)の組合せの、3モデルが存在する。使用球は6SN7×4、350B/6L6×4、OC3/VR105×1、整流管に5R4GY×2という仕様で、350B使用時の出力は75W、6L6使用時は出力50Wが得られる。その切替え方法は、B電源の取り出しの接続を変えることによる。
機種解説
●土井雄三
取材協力
●ウエスタン サウンド インク ☎03(3370)7400
●杉井真人