【HiVi夏のベストバイ2024】ヘッドホン部門（1）〈5万円未満[税込5万5,000円未満]〉

いわゆるオーバーヘッド型の有線タイプヘッドホンを対象とし、密閉型/オープン型/セミオープン型の区別はしていない。5万円未満にはスタジオモニターが多くラインナップ。5万円以上10万円未満には上位機譲りのスペックを落とし込んだモデルが、そして10万円以上には物量投入した各社の最高峰モデルが揃う

第1位：ビクター HA-MX100V

オープン価格（実勢価格2万4,800円前後）

モニター的な解像感を持つが、それが強調されることなく、バランスのよいナチュラルさを身上とする。造型の豊かさ、輪郭の明確さに加え、ヴォーカルや楽器の質感が高い。音場は広く、高密度。クラシックからポップスまで、あらゆる音源を心地よく美味く聴かせる。装着感もとても良好（麻倉）

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第2位：ウルトラゾーン Signature PURE

¥33,000 税込

同社Signature DJのコンセプトを継承したエントリークラスのモニターヘッドホン。独自のS-Logicの効果をさらに高めるDDF（ダブル・ディフェクター・フィン）技術を搭載し、中低域の指向特性をコントロール。頭内定位がいくぶん緩和され、定位感が高まった（小原）

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第2位：アウネ・オーディオ AR5000

オープン価格（実勢価格4万6,900円前後）

平面ドライバーではなく、あえて新開発のMLDダイアフラムを備えた50mm径ダイナミックドライバーを搭載したというこだわりのモデル。過剰な低音で楽しませるタイプではないが、音の粒子まで感じさせるような繊細な感触で、引き締まった中低域が気持ちよく吹き上がる（藤原）

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