この記事は、創刊60周年記念号 季刊『ステレオサウンド』第240号の巻頭企画「現代オーディオの到達点 いま聴きたい感動の音 60選+α」からの転載となります。7名のオーディオ評論家が選んだ、「自身が考える現代オーディオの到達点」を象徴する60機種の魅力をぜひ、ご覧ください。
GLANZLAB MH12 KATANA
際立った剛性と感度の高さ。
音溝から音楽情報をスムーズに拾いあげる
三浦孝仁
複数のフォノカートリッジを所有している私は、ユニバーサルヘッドシェル対応トーンアームの恩恵にあずかっている。グランツのMH12KATANAは、高感度で剛性の高さも際立っており、音溝からスムーズに音楽情報を拾いあげてくれる、音の良さを感じさせてくれるトーンアームだ。本機はロングタイプのスタティックバランス型トーンアーム。S304ステンレススチール製アームパイプの剛性を可能な限り高めるために、パイプの外側と内側に窒化処理による表面硬化を施行した。そのため、アームパイプは黒味がかっている。内部にはカーボン繊維による徹底した防振対策を行ない、配線材は絹巻した4本の銀線を束ねて更に絹巻するという入念さ。18本ものタングステン棒を埋め込んだ大型カウンターウェイトは動作範囲が広く、下部に高精度なスラストベアリングを奢った合計4基の精密ベアリングが、寸分のガタつきもなく回転軸を支持している。
いま聴きたい感動の音60選+α <56>
TONEARM
グランツ「MH12 KATANA」
¥4,000,000(税抜)
●型式:スタティックバランス型
●問合せ先:GLANZLAB 055(963)8712
https://glanz1.com/tonearm/premium_katana.html
●特集のTOPページに戻るにはコチラ