この記事は、創刊60周年記念号 季刊『ステレオサウンド』第240号の巻頭企画「現代オーディオの到達点 いま聴きたい感動の音 60選+α」からの転載となります。7名のオーディオ評論家が選んだ、「自身が考える現代オーディオの到達点」を象徴する60機種の魅力をぜひ、ご覧ください。
TRINNOV AUDIO Altitude 16 MK2
卓越した信号処理の品質、その能力の高さは最高峰。
ルームアコースティック補正の効能にも驚く
山本浩司
最新の映画音響フォーマットに対応し、最大16チャンネルの信号処理が可能な本機は、ダビングスタジオや最新映画館での導入例が多い。しかし、DSPチップを用いない、CPUによる本機の信号処理品質は卓越しており、ホームシアターでの本機のドルビーアトモス・サウンドはオルタナティヴな「現代オーディオの到達点」と言っていい。と同時にホームオーディオで活用してもその能力の高さは最高峰の頂きにある。
ホームオーディオとして使ってみてその効能に驚かされるのは、ルームアコースティック補正機能とアクティヴクロスオーバー機能。別売オプションで高性能な3Dマイクロフォンが用意され、これを用いてリスニングルームの伝送周波数特性を精密に測ることができ、それを補正しながら自分にとってより好ましい音に近づけることができる。また、最大4ウェイのアクティヴクロスオーバー機能のSN比の良さも出色で、マルチアンプ派にも恰好の存在だ。
いま聴きたい感動の音60選+α <44>
DIGITAL PROCESSOR
トリノフ・オーディオ「Altitude 16 MK2」
¥4,100,000(税抜)
●型式:16chプリアンプ/プロセッサー/オプチマイザー
●問合せ先:ステラ 03(3958)9333
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