トロン：アレス【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『トロン：アレス』2026年1月6日リリース

TRON: ARES - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY ATMOS

ディズニーから届いた4K UHD BLU-RAY『トロン：アレス』（2025）リリース･アナウンス。HDRはHDR10 only。サウンドはUHD BLU-RAYのみドルビーアトモス･サウンドトラックを収録（BLU-RAYはDTS-HD MA 7.1収録）。アマレーケース＆スチールブックで登場。

低迷していたウォルト･ディズニー･プロダクション（現ウォルト･ディズニー･カンパニー）が復活を賭け、コンピューター･グラフィックスを本格導入して製作した初の長編映画『トロン』（1982）。その後、前作をはるかにスケールアップした続編『トロン：レガシー』（2010） が製作された。本作品はシリーズ第3弾となり、『トロン：レガシー』の15年後の世界が舞台となる。そこではコンピューター内部の世界グリッドに存在するプログラムを、現実世界で実体化させる技術が開発されていた。だが問題がひとつあり、現実社会で実体化された物体は、その存在を29分間しか維持できないのだ。その時間の壁を破るには、現実世界でプログラムを29分以上実体化させることができる「永遠コード」が必要であった。かつてケヴィン･フリン（ジェフ･ブリッジス）が設立したエンコム社の現CEOイヴ･キム（グレタ･リー）は、ケヴィンがアーカイブに残したとされる「永続コード」を探し続けていたが、ついにケヴィンがアラスカに設置した基地にあるコンピュータ内に隠されていたコードを発見する。だがエンコム社のライバル会社ディリンジャーが、コードを発見したことを突き止め、自社開発のAI戦士アレス（ジャレッド･レトー）にイヴ追跡を命じる･･･。監督は『パイレーツ･オブ･カリビアン／最後の海賊』『マレフィセント2』のヨアヒム･ローニング。

撮影は『ドラゴン･タトゥーの女』『ゴーン･ガール』などのデヴィッド･フィンチャー監督作で知られるジェフ･クローネンウェス。クローネンウェスと言えば、REDデジタルの使い手で、2010年『ソーシャル･ネットワーク』では4.5K撮影（2.3K DSM）2011年『ドラゴン･タトゥーの女』は5K撮影（4K DSM）そして2014年『ゴーン･ガール』では劇場映画初の6K撮影（5K DSM）を行っている。今回は、本作品のためにREDとARRIが共同開発したRED "TRON" V-RAPTOR XL（ARRI DNA LFレンズが装着可能）を使用、8K REDCODE RAW収録している（4K DSM）。

DNA LFレンズはARRIアレクサLF、同アレクサMINI LFなと、ARRIのラージフォーマットセンサー･カメラに最適化されたLPLレンズマウントを採用している。従来のPLマウントよりも大きな直径と短いフランジバックで設計されており、PLマウントでは難しかった明るい開放絞りと美しいボケを実現したマウントである。だがスタンダードのV-RAPTOR XLにはPL／EFレンズマウントのみの装備となるため、技術的な同意･開発が必要となったのである（ARRIはサードパーティのレンズメーカー、カメラメーカー向けのライセンス供給も行っている）。

音楽はデヴィッド･フィンチャー監督作や『パトリオット･デイ』『クィア／QUEER』のトレント･レズナー。今回はインダストリアル･ロックバンド、ナイン･インチ･ネイルズのメンバーを率いての参加となる。音響エンジニアはは『マレフィセント2』『トロール』のトールモー･リングネス（サウンドデザイン／音響編集監修／リレコーディングミキサー）『トロン：レガシー』『ガーディアンズ･オブ･ギャラクシー リミックス』のアディソン･ティーグ（サウンドデザイン／音響編集監修）ほかウォルト･ディズニー･スタジオの面々。

SPECIAL FEATURES

9月に米国･欧州でUHD BLU-RAY『トロン』『トロン：レガシー』がリリース（いずれもアマレーケース＆スチールブック）。画質（NATIVE 4K／HDR10／DOLBY VISION）音質（REMIXED DOLBY ATMOS）ともに優秀。日本語字幕＆吹替え音声収録。これを機に、シリーズ全作をお手元に！

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