F1／エフワン【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『F1／エフワン』2025年10月7日リリース

F1：THE MOVIE - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION and DOLBY ATMOS

ワーナーから届いた4K UHD BLU-RAY『F1／エフワン』（2025）リリース･アナウンス。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。サウンドはUHD BLU-RAY、BLU-RAYのいずれもドルビーアトモス･サウンドトラックを収録。

デイトナ24時間レース。チームを優勝に導いた立役者ソニー･ヘイズ（ブラッド･ピット）は、かつてロータス･チームで成功を収め、アイルトン･セナと並び称せられた凄腕F1レーサーだ。だがスペインGPのクラッシュでキャリアを失い、その後は荒んだ生活を送り、今では雇われドライバーとして風来坊のような生活を送っていた。そんな彼のもとに、かつてのチームメイトであるルーベン･セルバンテス（ハビエル･バルデム）が現れる。現在はF1チームAPXGPを率いるオーナーであったが、成績不振のためチームを失う危機に瀕していた。助っ人としてチームへの参加をオファーされたソニーは･･･。弱小チームの負け犬物語は数あれど、製作と監督が『トップガン マーヴェリック』のジェリー･ブラッカイマーとジョセフ･コシンスキーとなれば、徹底した実機主義を貫き通して唯一無二、ハイスペック超高速アクションに仕上がったのも頷けよう。

撮影は『ライフ･オブ･パイ／トラと漂流した227日（オスカー受賞）』『トップガン マーヴェリック』などで知られるチリ人撮影監督クラウディオ･ミランダ。Filmed For IMAX®認定SONYシネアルタ･ヴェニス2を使ってのマルチカメラ撮影。車載やハンドヘルドは話題の超小型軽量オールインワン型シネマカメラDJI RONIN 4D撮影。ノンアナモでいずれも収録はX-OCN ST 8.6K。STは23.98fps時に661Mbps。かつてF55RAW 4Kが994Mbpsだったことを思えばなんたる扱いやすさ。この10年の技術革新に驚かされる。DIはダウンサイズの4Kになるが、UHD BLU-RAYの超高画質は必至。

音楽はハンス･ジマー。『トップガン マーヴェリック』に続き、監督コシンスキーとの2度目のコラボレーションとなる。また、ジマーにとってはロン･ハワード監督作『ラッシュ／プライドと友情ュ』に続き、2作目のF1映画音楽となる。ジマーはオーケストラと電子音楽を組み合わせ、オーケストラを「機械の中に座る人間」、電子音楽は機械そのものを表現しているというテーマのもと、ハイブリッドなスコアを制作している。ことに電子音楽は、レースの予測不可能性を表現する鍵となる。音響エンジニアは『トップガン マーヴェリック（オスカー受賞）』『ジュラシック･ワールド』3部作のアル･ネルソン（サウンドデザイン／音響編集監修）ほか。

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