ディープ･ブルー【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『ディープ･ブルー』 2025年3月18日リリース

DEEP BLUE SEA - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION and DOLBY ATMOS
4K DIGITAL RESTORATION

アロー･ビデオから届いた4K UHD BLU-RAY『ディープ･ブルー』（1999）リリース･アナウンス。監督レニー･ハーリンの最終承認を得た、35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア／HDRグレード版。HDRはHDR10 only。オリジナル5.1chサウンドトラックとリミックス･ドルビーアトモス･サウンドトラックを収録。US／UK同時リリース。

恐怖、絶叫、そして･･･ 絶望。
太平洋上に建造された海洋医学研究施設アクアティカ。ここでは責任者のスーザン･マカリスター博士陣頭指揮のもと、アオザメの脳組織からアルツハイマー病特効薬を開発する研究が進められていた。ある夜、第一世代の飼育鮫が施設から脱走、民間人への襲撃事故を起こしてしまう。同施設の近くでクルージングを楽しんでいた若者4名を乗せたヨットを襲撃するという事故が発生した。事態を重く見たスポンサーの製薬会社社長フランクリンは、施設の閉鎖と研究中止を宣言。これに反発したマカリスター博士は、完成間もない実験の成果を立証するために時間の猶予を貰うが･･･。

遺伝子操作から生み出された高度な知能を持った巨大鮫の恐怖を描くパニック･アクション大作。製作費が6000万ドルに膨れ上がった時点で回収不可能とみられたが、公開されるやスマッシュヒットを記録、最終的に世界興収1億6500万ドルを稼ぎ出している。監督は『ダイ･ハード2』『クリフハンガー』のレニー･ハーリン。『クリフハンガー』以降、低迷を続けたハーリンの起死回生の一打となっている。主演は『エニグマ』のサフロン･バロウズと『パニッシャー』のトーマス･ジェーン。共演にサミュエル･L･ジャクソン、LL･クール･J、ステラン･スカルスガルド。

この映画はDNA操作と新薬製造への警鐘を鳴らす娯楽作品だ。ホラーとサスペンスの要素を強めるため、観客に誰が鮫の犠牲になるかわからないようなキャスティングをした。レニーが意識していたのは、リドリー･スコットの『エイリアン』だ。あの映画のような効果を上げるために、ダイビングやスタントといったフィジカルな要求を満たし、なおかつ安定した演技ができる比較的無名の俳優をキャスティングした。彼らとアニマトロニクスとCGの凶暴な鮫、そして『パルプフィクション』でオスカー候補となったサミュエル･L･ジャクソンを組み合わせて、作品全体のバランスを支えるようにしている。（製作アキヴァ･ゴールズマン）

撮影は『スター･トレック BEYOND』『ワイルド･スピード』シリーズのスティーヴン･F･ウィンドン。パナビジョン･パナフレックス／スーパー35方式／35mmアナモフィック撮影。音楽はイエス脱退後、ハンス･ジマー率いるメディア･ベンチャーズに参加して映画音楽の道に転身、『アルマゲドン』『エネミー･オブ･アメリカ』などのスコアで知られるトレヴァー･ラビンが担当。ここでは管弦楽や合唱の編曲から電子音風景まで、多岐にわたる快作に仕上げている。また本作に出演したLL･クール･Jが2曲を提供。音響エンジニアは『ディープ･インパクト』『シン･レッド･ライン』のJ･ポール･ハンツマン（音響編集）『マトリックス（オスカー受賞）』『パイレーツ･オブ･カリビアン 呪われた海賊たち』のデヴィッド･E･キャンベル（リレコーディングミキサー）。

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