泥棒成金【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『泥棒成金』2024年10月15日リリース

TO CATCH A THIEF - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

パラマウントから届いた4K UHD BLU-RAY『泥棒成金』（1955）リリース･アナウンス。ビスタビジョン･オリジナルカメラネガからの2020年6Kスキャン･4KデジタルレストアDSM（デジタルソースマスター）使用／最新HDRグレード。4K UHD化に際して細部の再修復を行っている。HDRはHDR10、HDR10＋、ドルビービジョンHDRをサポート。

1955年。スリラーの巨匠アルフレッド･ヒッチコックは、2本の秀作コメディ･スリラーを発表した。1本は『ハリーの災難』で、バーモントの小さな町を舞台に、森の中で発見されたハリーの死体をめぐるブラック･ユーモアに溢れた作品であった。そしてもう1本が本作『泥棒成金』である。舞台はフランスのリビエラ。猫という異名をとる元宝石泥棒にケイリー･グラント、彼が恋した金持ちのアメリカ女性にグレイス･ケリーが扮し、軽妙洒脱なコメディ･スリラーに仕上がっている。

元宝石泥棒のジョン･ロビーは、いまはリビエラで悠々自適の毎日を送っていた。ところが最近、自分の異名「猫」を語った怪盗が出没していることを知る。事件に巻き込まれ、警察に追われることとなったロビーは、友人たちの協力を得て逃げ延び、自ら怪盗の正体を暴こうと動き出す。共演に『恐怖の報酬』のシャルル･ヴァネル、『巴里の空の下セーヌは流れる』のブリジット･オーベール。

撮影監督は『見知らぬ乗客』以降の数多くのヒッチコック作品で知られ、本作でアカデミー撮影賞を受賞したロバート･バークス。（前述通り）オリジナル横駆動方式ビスタビジョン撮影作品。音楽は『不審者』『トコリの橋』のリン･マーレイ。音響エンジニアは『めまい』『ローズマリーの赤ちゃん』のハロルド･ルイス、『裏窓』『チャイナタウン』のハワード･ビールス。

SPECIAL FEATURES

FILM & DISC SPECS

バックナンバー：世界映画Hakken伝 from HiVi
バックナンバー：銀幕旅行