MUSIN(5F 501S)

▲SACD/CDプレーヤー「SCD1.3」

 MUSINは5fに上がってすぐの501にブースを構えていることもあり、ONIX、SHANLINGなど、取り扱いブランドの新製品を多数展示していることと合わせ、来場者の高い関心を集めていた。特に注目したいのは、SHANLINGのSACD/CDプレーヤーの新製品「SCC1.3」。懐かしの(笑)ハーフサイズの製品で、フロントには5インチのフルカラーモニターを装備し、稼働状況を視認できるという今風の作り。円安続いているため値付けが難しいとのことで、20~30万円前後になるそうだ。

▲参考出品のオーディオプレーヤー「M30 PRO」

radius(501A)

 ラディウスではクラファンも好評(プロジェクト達成)の骨伝導タイプの完全ワイヤレスイヤホン「Beethoven」が大きく展示されていた。支援は5月31日まで受け付け中で、6月を目途にリターン品の発送が始まる予定という。

ブライトーン(501A)

 ブライトーンでは、先日取り扱いを開始したEversoloのヘッドホン機能付きDAC「DAC-Z8」が人気を集めていた。幅270mmというハーフコンポサイズはなかなかに可愛らしく、フロントの3インチディスプレイに表示されるメーターは、オーディオ好きの心をくすぐってくれる。

ゼンハイザージャパン(501A)

 ゼンハイザーは、業務(プロ)用と民生(家庭)用が一緒に出展。プロ用では先日発表されたモニターヘッドホン「HD 490PRO」が、2種類のパッドを聴き比べできる状態で展示されており、人気を集めていた。来場者の評判もいいそう。一方、民生用でも先日発表されたばかりのほやほやの新製品「MOMENTUM Sport」が展示されていて、担当者曰く、「ゼンハイザー(民生用)の中では高価格帯に属するが、ユーザーの反応は上々」ということだった。

WHISMR(501A)

▲バイノーラルマイク「W-BM1」(スマホは別 各種オプションを装着した状態)

 ウイスマーでは、ハンディタイプのバイノーラル録音用マイクシステムを参考展示していた。写真のように、両耳の部分を輪切りにして取り出したようなシステムで構成され(オプション品を装着した状態)、上部にスマホを固定してUSB-C接続すれば即、映像とバイノーラル音声が撮影できる、という優れもの。4万円前後という。6月よりクラファンを始めるそうだ。

intime(501A)

 アンティームでは、人気の「碧-SORA-」シリーズの新作を参考展示していた。現行モデルのいいとこどりをしているそうで、ステンレスによる金属筐体、長時間の使用も楽しめる聞き疲れしないサウンドを目指しているという。プラグは、3.5mmとUSB-Cの2タイプが用意され、いずれも1万円を切る価格になるそうだ。6、7月ごろに登場予定。

Iida Piano(502)

▲KuraDaブランドの歴代のヘッドホン

 飯田ピアノは今回、502ブースを広く使って製品を展示。Fennessyの大きなレコードプレーヤーの展示は今回はお休みとなったが、代わりにKuraDaブランドのヘッドホンを多数展示していた。上の写真一番右の「P10」は、ブランド初のプロトタイプで、2013年のヘッドフォン祭でお披露目し、多くのフィードバックを得たという。その流れを汲んだ最新モデルとして今回参考展示されたのが「KD-Q1 Concept」になる。軽量化を目指した製品で、本体は3Dプリンターで成型されているという。ドライバーは「KD-P1」同等品だそうで、低域の再現性、制動性、軽量の3つのコンセプトで設計されているという。試聴してみると音場が豊かで、艶のある高域が再現され、なかなかに良好なサウンド。発売時期は未定だが、価格は20万円前後という。

▲参考出品された「KD-Q1 Concept」

▲hymのBluetoothスピーカー付きアナログレコードプレーヤー「DUO」(¥77,000 税込)。左下のオレンジの四角い部分がBluetoothスピーカー。なかなかにポップなデザインで、これ一台でレコードの再生が完結する、今風の一台