フューレンコーディネート(G607)

写真左が「Coax811」で、右は同じくピエガの「Coax411」

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:PIEGA
●製品名:Coax811
●価格:¥5,511,000(ペア、ブラック、ボトムプレート付、税込)

写真左が「HORUS 6B/BG」で、右はピエガの「Premium301」

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:ELIPSON
●製品名:HORUS 6B/BG
●価格:¥88,000(ペア、税込、予価)

 フューレンコーディネートでは、ピエガ「Coax Gen2」シリーズのフラッグシップモデルとなる、3ウェイ4スピーカー+パッシブラジエーター型の「Coax 811」が目玉だろう。

 新開発された同軸リボンユニット「C212+」を搭載。これは同軸リボンユニットの弱点を見直し、ミッドレンジ面の裏に新たに採用したダンプ材を添付することで、カットオフ周波数を下げ、再生可能周波数全域でクリアーな特性を獲得しているという。これに220mmウーファーを2基と、同サイズのパッシブラジエーターを2基搭載している。

 よりコンパクトなブックシェルフスピーカーでは、フランスELIPSONの「HORUS 6B/BG」も展示されていた。25mmトゥイーターと120mmウーファーを搭載した2ウェイ2スピーカーで、サランネットにはファブリックが用いられている。

今井商事(G608)

●製品ジャンル:ヘッドホンアンプ/プリアンプ
●ブランド名:WOO AUDIO
●製品名:WA23 LUNA
●価格:¥2,475,000(税込、予価)

 今井商事のブースでは、アメリカWOO AUDIOの新製品として、ヘッドホンアンプ/プリアンプ「WA32 LUNA」を使ったデモを行っていた。

 WA32 LUNAは、パワー管に2A3、ドライバー管には6C45を各2本、そして整流管に5U4Gを搭載。カスタムメイドの出力トランスやムンドルフ製コンデンサーなど厳選した部品で構成されている。本体シャーシは、アルミ削り出しの美しいデザインにまとめられている。

 接続端子はアナログ入力3系統(XLR、RCA×2)で、出力端子はアナログ1系統(XLR)と4ピンXLRバランス/6.3mmアンバランスのヘッドホン出力を搭載する。

 ブースでは本機にコンバージェント・オーディオ・テクノロジーのパワーアンプ「JL-5 Signature」とJERNの鋳鉄キャビネットのスピーカー「15」や「514EH」を組み合わせて懐かしい昭和歌謡が再生されていた。

アイレックス(G609)

写真外側のスピーカーが「Remiga1 Beryllium」で内側が「AMIRA」

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:Alare
●製品名:Remiga1 Beryllium
●価格:¥8,360,000(ペア、税込)

 アイレックスのブースでは、Alareの2機種目となる「Remiga1 Beryllium」¥8,360,000(ペア、税込)と、ALBEDOの「AMIRA」(¥1,474,000、ペア、税込)のスピーカーを使ったデモが行われていた。

 ソースにはReedのターンテーブル「Muse 3C」+トーンアーム「Reed 5T」やAUDIAのCDプレーヤー「FL CD THREE S」を使い、同じくAUDIAのプリアンプ「Strumento n1 evo」にパワーアンプ「Strumento n8」を組み合わせている。

 3日のデモでは様々なアナログレコード、CDを使って再生が行われていがが、中でも盛り上がっていたのはオルトフォンから発売されたばかりのSUPERSENCE社製プレミアムラッカー盤「MASTERCUT RECORDS」からビル・エヴァンスが再生された時だろう。レコードとは思えないS/Nや音のヌケ、量感などすべてが異次元で、来場者からも驚きの声が上がっていた。4日以降も再生されるタイミングがあるかもしれないので、気になる方はぜひG609ブースへ。