HiViグランプリ史上初AVの発展を象徴する2製品が〔ゴールド・アウォード〕同時受賞

 オーディオビジュアルの専門誌として30年以上の伝統を誇る月刊HiViが主催する「HiViグランプリ」は、その年のAV界を牽引した優秀製品を選定するビッグイベントであり、業界でもっとも権威のある年間アウォードとして、定着した催しとなっている。

 選考委員は、麻倉怜士委員長以下、本誌その他で活躍中の5名のAV評論家と、本誌編集部で構成されている。なお、今回より選考委員から高津修氏が勇退されたことを受けて、1名減の体勢となる。選考会は2021年11月2日に開催し名誉ある各賞を決定した。ここでは各賞に選出された製品を紹介する。

 選考経緯や選考理由等の詳細は、2021年12月17日発売のHiVi2022年1月号に掲載されているので、ぜひご覧いただきたい。

選考委員長 麻倉怜士
選考委員 潮晴男、小原由夫、藤原陽祐、山本浩司、HiVi編集部

ゴールド・アウォード

4K RECORDER
PANASONIC
DMR-ZR1
オープン価格(実勢価格36万円前後)、2022年1月下旬発売

DMR-ZR1は、パナソニック最高峰の4Kレコーダーであり、ビデオディスクプレーヤーとしても最高品質を目指した“究極の4K録画再生機”。現在も人気のビデオディスクプレーヤーDP-UB9000(Japan Limited)をベースとして、アナログ音声出力を省略、デジタル出力に特化することでさらに再生品質の向上を図った。注目すべきは、4K/8K放送で採用されている22.2ch音声のドルビーアトモス変換出力機能。これまでは家庭用製品での再生が難しかった22.2ch音声の、本来の実力を見せてくれる唯一の存在だ

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ゴールド・アウォード

D-ILA PROJECTOR
VICTOR
DLA-V90R
¥2,750,000 税込

DLA-V90Rは、「ビクター」ブランドが冠された8K液晶プロジェクター。使用素子自体は4K解像度だが、独自の画素ずらし技術「8K/e-shiftX」で8K(水平8,192×垂直4,320画素)の表示解像度を得る。ついに8K映像信号入力にも対応。弟機との大きな違いはレンズの仕様で、2016年発売の超高級機DLA-Z1と同じ100mm口径/16群18枚オールガラスレンズを搭載する

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シルバー・アウォード

8K LCD DISPLAY
SHARP
8T-C85DX1
オープン価格(実勢価格176万円前後)

シャープが新たにフラッグシップシリーズとして展開するAQUOS XLED(アクオス エックスレッド)シリーズの最大サイズモデル。8K解像度パネル、8Kチューナー搭載の8K液晶テレビで、アクティブMini-LED+量子ドット技術「量子ドットリッチカラー」により従来の液晶テレビにはない高コントラスト映像を目指した

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シルバー・アウォード

4K OLED DISPLAY
LG
OLED 65G1PJA
オープン価格(実勢価格48万円前後)

「G1」シリーズは2021年のLG4K有機ELテレビのフラッグシップモデル。何よりの特徴は、発光層の構造を見直した新世代有機ELパネル「LG OLED evo」パネルを採用したこと。これにより、より純度の高い色再現が可能になったとしている。また、AIによる映像処理エンジンは第4世代の「α9 Gen4 AI Prosessor 4K」へと進化した

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ブロンズ・アウォード

NETWORK PLAYER / CONTROL AMPLIFIER
LINN
KLIMAX DSM/3
¥5,280,000 税込

KLIMAX DSM/3は、ネットワークオーディオという分野のパイオニアであるリンの最新ネットワークプレーヤー兼プリアンプ。同社のフラッグシップモデルである本機はD/Aコンバーター回路をディスクリートで構成。「Organik(オーガニック)DAC Architecture」と名付けられた本回路はアップサンプリング、デジタルボリュウムコントロールなども担う。HDMI入出力を搭載しているため、AVソースへの対応力が高いことも特筆される

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