技術特別賞

JVCケンウッド
DLA-Vシリーズにおける新画質モード「Theater Optimizer」等の開発・提案に対して

JVCのD-ILAプロジェクターDLA-V5 / V7 / V9の3機種がソフトウェアバージョンアップにより、新機能「Theater Optimizer」(シアター・オプティマイザー)を搭載した。画面の明るさに大きく影響する画面サイズを入力しておくことで、HDR再生時のさらなる最適化を図ろうという趣旨だ

「Theater Optimizer」は「Frame Adapt HDR」モード使用時に有効。スクリーンサイズとゲインを手動で入力する必要がある。なお、明るさの好み(Optimize Level)を3段階で調整も可能だ

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ソニー
高精細裸眼立体視を実現した「空間再現ディスプレイ」ELF-SR1の開発・実用化に対して

ELF-SR1は、3D用のメガネを必要としない、裸眼立体視可能な「空間再現ディスプレイ」。専用のソフトウェアキット(SDK)とセットで使う前提の業務用/法人向け製品で、ブルーレイ3Dなどの再生はできない。オープン価格で、実勢価格は50万円前後。4K解像度の15.6インチ液晶ディスプレイを使用しており、最大輝度は500nit、コントラストは1400:1

ELF-SR1は、人の顔と視線をトラッキングし、リアルタイムで立体表示に最適な映像を表示する。さまざまな角度から観ても立体になるよう同時に複数の映像を表示するディスプレイに比べて、表示解像度的に大きなアドバンテージがある

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企画特別賞

松竹株式会社、株式会社BSテレビ東京
映画『男はつらいよ』シリーズ全49作の4Kデジタル修復と4K放送に対して

松竹の『男はつらいよ』50周年プロジェクトとして、全作品の「4Kデジタル修復」が実施され、パッケージソフトとしては「4Kデジタル修復版」のBDが発売された。その後、この修復版のネイティブ4K解像度版がBSテレ東にて放送されている。なお、Apple TV(iTunes)アプリでもシリーズの4K解像度版をレンタル/購入可能だ

©松竹

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https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/news/1853/

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株式会社円谷プロダクション
『ウルトラQ』『ウルトラセブン』における4K&HDR修復と4Kメディア展開に対して

昨年のHiViグランプリでは、『UHDブルーレイ「ウルトラQ」の4K&HDR高画質デジタルリマスターに対して』というタイトルで特別賞候補となっていたものの、受賞には至らず。2020年はさらに『ウルトラセブン』で継続して4Kリマスターと放送を含むメディア展開を実施。この一連の取組みが評価され、今回の特別賞受賞となった

©円谷プロ
©円谷プロ

▲『ウルトラセブン』4Kリマスター版はNHK BS4Kで、毎週火曜日(午後11時15分〜翌0時10分)に2話ずつ放送中

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