ソニーは、現行ウォークマン「ZX500」、および「A100」シリーズを対象としたソフトウェアアップデートを、本日13時より行なうと発表した。

対象製品
NW-ZX507
NW-A105、NW-A105HN、NW-A106、NW-A107、

 今回のアップデートは、前回2月6日に行なわれた「自動電源オフ機能」実装の際に告知されていた「ハイレゾストリーミング対応」を含む、いくつかの機能が追加となる。

アップデート内容
1 ハイレゾストリーミング対応
2 「W.ミュージック」機能拡張
3 プリインストールアプリの追加
4 その他機能改善

アップデートの方法
a Wi-Fi経由
b 「Sony | Music Center for PC」経由

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 具体的には、ハイレゾコンテンツのストリーミングサービスを展開しているAmazon Music HDやmora qualitasからのミュージック再生を行なう際、有線接続であれば、ハイレゾコンテンツをハイレゾのまま再生できるようになる、ということだ(これまではダウンコン再生)。

 アップデート後、本機能はデフォルトでは「オフ」になっているので、手動で「オン」にする必要がある。手順としては、「設定」-「ハイレゾストリーミング」-「ハイレゾストリーミングの利用」を「ON」にするだけ。

 これで、ソニーが提供している音楽アプリ「W.ミュージック」以外の音楽アプリを使ったストリーミング再生時にも、ハイレゾ再生が楽しめるようになる。

 前記「2」の「W.ミュージック」の機能拡張については、1キーワード検索機能の追加、2「お気に入り」「ブックマーク」への入口を分かりやすくした、3ブックマークの使い勝手を向上(最大999個まで作成対応)、という内容になる。

 「3」については、「mora qualitas」、および「Sony|Headphones Connect」アプリが、プリインストールされることになる。Sony|Headphones Connectは、アプリ連携機能を持ったソニー製イヤホン・ヘッドホンの設定をカスタマイズできるアプリであり、自社製品との組み合わせ利用時の、利便性向上を狙った更新となる。

 また、ZX500/A100シリーズの購入者を対象に、mora qualitasの30日間無料クーボンをプレゼントするキャンペーンも、5月28日から2021年3月31日まで実施する。月額利用料¥1,980+税が1カ月無料になるというものだ。