ビーテック株式会社が、デジタルシグナルプロセッサーでチームのコラボレーションを促進する「Xilica®」の正規取扱いを開始

　ビーテック株式会社は、2024 年4月1日よりデジタルシグナルプロセッサーメーカーXilica®（ゼィリカ）の取扱いを開始した。

Xilica®について

　カナダに本拠地を置くXilica®の製品は、長年オープンアーキテクチャーデジタルシグナルプロセッサーに特化して開発を行ってきており、世界100か国以上の企業、教育、官公庁市場などを中心に導入されている。昨今、企業や教育機関で急速に導入が進む、リモート/コラボレーション機能を持った会議室（講堂）のソリューション全体を低コストで構築できることに強みを持つ。

【主な製品①】Solaroシリーズ

トータルコントロールエンジン機能により、少ない機器構成で部屋全体のAVシステムを構築する、オープンアーキテクチャー デジタル・オーディオ・プロセッサー。

　SolaroシリーズのSolaro FR1とSolaro QR1は、様々なテクノロジー・ベンダー・パートナーから提供されているモジュールコードを使用することで、コードを一切書くことなく、照明やディスプレイなどの操作を行うことができる。
　また、オンラインミーティングのツールであるMicrosoft Teams、Zoom、Google meetでも優れた性能を発揮するように設計されており、特定のプラットフォームとの相互運用で、ドライバーレスでボリュームコントロールやミュートの同期が行えるとのことだ。
　なお、I/O 構成を自由に選択できるように、Solaro FR1は別途購入可能なI/Oカード16枚分、Solaro QR1は8 枚分のカードスロットを装備している。

【主な製品②】ルームキット　Xilica x Sennheiser Room Kits

会議室で使用することを想定したオールインのリモート/コラボレーション会議ソリューション

　Xilica社とSennheiser 社のコラボレーションである『Xilica x Sennheiser Room Kits』の特徴の一つは、Sennheiser 社の「Sennheiser TeamConnect Ceiling 2 」である。
　この「Sennheiser TeamConnect Ceiling 2 」は、話者を自動追尾する ”ダイナミックビームフォーミング機能” を搭載しており、1台で最大80㎡をカバーし、リモート先の相手に明瞭な音声を届けることができるだけでなく、空間全体に渡って明瞭度の高い音声を提供する。
　また、Sennheiser社の天井マイク「TeamConnect Ceiling 2」は、空間全体で話者を追跡し、その位置に合わせてピックアップを最適化するため、あらゆる部屋の構成に適していることから、部屋の大きさに適したシステムの構築が可能だ。
　さらに、Xilica Sonia C5スピーカーのカバレッジエリアは180°とワイドエリアをカバーするので、広い室内のどこで座っていても、または歩き回りながらでもストレスなく講義や会議を進行することができる。
　すべての機器はテスト済みで、設定や配線を覚える必要がなく、Sonia AmpはPoE+、その他の機器はPoE電源で運用可能とのこと。
　それぞれの機器は音声の明瞭度のために個別に最適化されており、Sennheiser TrueVoicelift、Xilica HearClear AEC及びVoiceMatch等のDSPを使い、明瞭度を高めることができるとのことだ。

　また、オンラインミーティングのツールであるMicrosoft Teams、Zoom、Webex by Ciscoとの互換性をテスト、検証済みであり、オフィスでの利用に最適な仕様となっている。

【取扱い製品】
・Xilica x Sennheiser Room Kit
・Solaro プロセッサーシリーズ：Solaro FR1 , Solaro FR1-D ,Solaro QR1 , Solaro QR1-UC
・Gio ネットワークエンドポイントシリーズ：Gio USB , Gio Bluetooth , Gio XLR
・Sonia スピーカーシリーズ：Sonia C5 , Sonia Amp
・ユーザーインターフェースシリーズ：Lucia LUC1 , XTouch
・アクセサリー：Solaro XC-SGP , Solaro XC-SUB , Solaro XC-SLO , Solaro XC-SML , XT80-TTS

　最新の会議オーディオシステムを低コストで実現することのできるXilica®の製品を是非チェックしてみてはいかがだろうか。