WOWOWでは、オンライン配信を使った高音質体験の実証実験をスタートする。それに際し、ベータテストのための、プレイヤー・アプリ「ω(オメガ)プレイヤー」を開発した。

 同社では、以前からハイレゾ・3Dオーディオを使用した高精細かつ高臨場感音声サービスについて研究を重ねてきた。そして今回、具体的なサービス実用化の検証のために、ベータテストを実施することになった。

 具体的には、今回のベータテストに参加してくれるテスターを募集し、その人たちに向けてイマーシブオーディオの疑似サービスを提供する。このコンテンツはωプレイヤーで再生可能で、それを自宅の2chまたは3Dオーディオ(サラウンド)環境で体験してもらうというものだ。

 テスト期間は2ヵ月ほどを予定しており、順次アンケートへの協力が条件となるそうだ。今回のテストはイマーシブオーディオの神髄を体験してもらうことが目的なので、気軽にご参加してもらいたい。なお、個人情報の保護などの観点から一旦WOWOWのWEB会員(無料)に登録する必要があるという。

 今回テストで使用するωプレイヤーアプリは、MAC版(OSはMojave以降)とiPhone版(iOS14以降)での供給となり、MAC版はAURO-3Dを使用した3Dオーディオ再生、iPhone版はMQA-DACへの接続による高音質再生にフォーカスした仕様となっている。

 今回のテスター応募の詳細は以下の通り。参加希望者はPCやオーディオ再生環境について事前にチェックの上、関連リンクのサイトから申し込んでいただきたい。

<ωプレイヤーについて>
MACで再生する場合の楽しみ方
●PCのHDMI端子から、AVアンプへ接続して聴く(MACのThunderboltなどの出力をHDMIに変換するアダプター類は別途必要)
1)AURO-3Dオーディオ対応システムなら、AURO-3Dとして再生可能。
2)AURO-3D非対応のシステムでは、Auro-SCENE技術で高さ方向のスピーカをバーチャル再生する高臨場感サラウンド再生が可能。
3)USBクラスコンプライアント対応のマルチチャンネルI/Oに接続して聴く。
4)AVアンプを使わない場合は、ヘッドホンをつないでAuro-HeadPhone機能による高臨場感再生が楽しめる(高品質で楽しむには有線ヘッドホンがお勧め)。あるいは外部スピーカーをつなぐことでAuro-Scene機能による高臨場感再生が可能。

iPhoneで再生する場合の楽しみ方
 iPhoneからは、MQA技術とヘッドホンイマーシブ技術のHPL方式を組み合わせたHPL-MQA方式で出力され、MQAフルデコード対応DACをお持ちの方は、192kHzサンプリング相当のヘッドホン3Dオーディオで楽しめる。その他のDAC(MQAレンダラーを含め)では、今回のアプリではMQAのデコードはできないが、通常のリニアPCMとして再生可能。

 iPhoneとBluetooth接続したヘッドホンでは、ロスレスの恩恵は受けられないが、MQAのデブラー効果による高音質を楽しめる。

<テスター募集要項>
1)ωプレイヤーアプリを、お使いのデバイスにインストールする必要があり。アプリはMAC(OSはMojave以降)とiPhone(iOS14以降が必須)に対応。
2)アンケートに答えていただける方
3)個人情報の開示に同意いただける方
4)10歳以上の方
5)WOWOW WEB会員に登録いただける方(無料、実験期間終了後の退会は自由)