ヤマハサウンドシステム株式会社は、イベント制作会社や乗り込みの技術スタッフに向けた、ホール・劇場、スタジアム・アリーナの施設情報を紹介する、オンライン下見支援の特設サイトをオープンした。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大により、ライブ・エンターテイメント業界は大きな痛手を負っています。

 そのような状況の下で、経済を回しながらも人との接触機会を減らすことが求められる「withコロナ時代」に、PA会社の方々がホール・劇場、スタジアム・アリーナなどに乗り込む際の現場の下見や打ち合わせの時間(=人との接触時間)を減らす事を目的に、本サイトを立ち上げたとのこと。

 本サイトでは、仮設電源の口数、持ち込みスピーカーアンプの置き場所、搬入口など、音響エンジニアの方々から「ここが知りたい!」と声が上がった情報をもとに、乗り込み音響エンジニア業務で欠かすことができない項目を網羅し、統一したフォーマットで確認できるようになっている。

 また現在、全国のホール・劇場、スタジアム・アリーナ等にも「施設紹介」ページへの掲載を募集している。興味のある施設スタッフの方は、ぜひこちらのサイトから申し込んでもらいたい。