パナソニック(PANASONIC)からAVナビゲーションシリーズの「Strada(ストラーダ)」が2022年モデルとして12月初旬に発売される。ラインナップは従来通り、フローティングディスプレイタイプの3機種、画面サイズは10V型と9V型、10V型では有機ELディスプレイとし、BDプレーヤー内蔵モデルもこれまで通り設定される。

2022Strada F1シリーズ
CN-F1X10BGD オープン価格
10V型有機EL搭載フローティングディスプレイBDプレーヤーモデル
CN-F1X10GD オープン価格
10V型有機EL搭載フローティングディスプレイDVDプレーヤーモデル
CN-F1X9GD オープン価格
9V型液晶搭載フローティングディスプレイDVDプレーヤーモデル

10V型画面のCN-F1X10BGD(上左)とCN-F1X10GD(上右)、そして9V型画面のCNF1X9GD(下)。全て左右方向への画面可動機構をもつダイナビッグスイングディスプレイである。

 フローティングディスプレイナビの先駆者であるパナソニックStradaが有機ELディスプレイを採用したのは2020年、大画面ながら車種ごとの取付キットを必要としないスタイルに高画質を組合せ、市場で唯一“ストラーダしかない”ものを提供しユーザーを獲得してきた。

 2022年モデルでは高画質再生を活かした新機能を装備した、「レコーダーリンク」がそれである。本機能は、自宅レコーダーをネット接続することで、レコーダー内の録画コンテンツや放送中のテレビ番組の視聴を可能にするもので、スマートフォンに専用アプリ「DiXiM Play forレコーダーリンク」をインストール、アプリに自宅レコーダーを登録し、ストラーダとスマートフォンをHDMI接続することで機能する。このさい、データ通信料金が発生するが、自宅レコーダーがBS放送やCS放送の受信可能なものであれば、クルマにいながら衛星放送番組を楽しむこともできる。

 映像だけでなく、サウンド面でもストラーダならではの「音の匠」を載せているため、手軽に音楽の醍醐味を味わうことができるだろう。ハイレゾ音源に対しても最大PCM192kHz/24bitをネイティブ再生する。

 地図情報は本機利用開始後、最大3年間無料更新できるようになった。

 搭載可能車種数に関しては、490を超えて対応するなど、搭載対応力でも群を抜いている。対応車種についてはメーカーサイトでご確認いただきたい。