スズキ ソリオ(左)とソリオバンディット(右)

 2020年12月初旬に発売されたスズキの新型小型乗用車「ソリオ」と「ソリオバンディット」に同社小型車で初となるカラーヘッドアップディスプレイ採用した。ヘッドアップディスプレイの設定グレードは、ソリオGおよびHYBRID MXを除いたモデル。このヘッドアップディスプレイを開発したのはパナソニック、半透明の小型パネル(コンバイナ)に情報を表示するタイプだ。

カラーヘッドアップディスプレイユニット

運転席の前方に配置されたヘッドアップディスプレイのイメージ

 パナソニック製ヘッドアップディスプレイは、これまでもスズキに納入をしていたが、表示映像のカラー化にともない、小型・軽量化を実現したとのこと。新型機開発にあたっては、パナソニックデジタルカメラの開発で培った光学技術を生かしたフル自由曲面コンバイナ&曲面ミラー、高輝度PGU(Picture Generation Unit)を用いて、本体の小型化と低歪かつ明るく鮮明な画面を作り上げたという。

ヘッドアップディスプレイ表示の1例。速度、タコメーター、シフトレンジ、時刻が表示されている。

ソリオ/ソリオ バンディッド 機能紹介 カラーヘッドアップディスプレイ

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 表示情報は、車速や標識認識表示、カーナビの交差点案内表示(対応ナビ装着時)、エアコン操作表示など多彩。とくにシフト位置や警告などが最小限の視線移動で確認できるため、安全運転の一助となりそうだ。