パナソニック(Panasonic)からポータブルカーナビゲーションGorilla(ゴリラ)の2020年モデルが6月に発売される予定だ。ラインナップは7V型2機種と5V型1機種の3モデル。

CN-G1400VD オープン価格(想定市場価格¥66,000前後)
 7V型ポータブルカーナビゲーション
CN-G740D オープン価格(想定市場価格¥55,000前後)
 7V型ポータブルカーナビゲーション
CN-G540D オープン価格(想定市場価格¥40,000前後)
 5V型ポータブルカーナビゲーション

2020年型Gorilla。CN-G1400VD(上)、CN-G740D(下左)、CN-G540D(下右)

 全モデルで採用されている一番のトピックは、全国を網羅した市街地図を収録していること。1,741都市(無人島など一部離島を除く)の市街地図データは、ポータブルナビ初の快挙といえる。大都市部だけだった市街地図により、建物の形や道幅までわかる地図表示が可能となったことに加え、リアルな交差点拡大図やピクトグラムに対応した方面看板などが案内図に反映されることとなる。さらに一時停止などの標識の見落としや高速道路の逆走を警告する「安全・安心サポート」機能も搭載する。

 最上位機種のCN-G1400VDでは、2020年VICSセンターによるプローブ情報を活用した道路交通情報サービスに対応し、「スイテルート案内」機能を装備、渋滞を回避した経路案内を実現している。このほか、同機では別売のリアビューカメラCY-RC100KDの接続に対応、車両後退時に後方視界をゴリラのディスプレイに表示することができる。また、同社ストラーダナビなどでも好評の全地図無料更新サービス(最大3年)が付与される。

 7V型モデルCN-G740Nは、プローブ情報対応やリアビューカメラ接続、地図データ無料更新といった部分が省かれた仕様だ。

 5V型モデルのCN-G540Dは、先述の市街地図などの表示ができるうえ、本機では高輝度かつ視野角が広いIPS液晶パネルを新たに採用。地図の見やすさと認識性の向上が図られている。クルマによっては、このコンパクトさを活かしたポータブルナビが嬉しいことだろう。

7V型モデルCN-G1400VDの車両搭載イメージ。

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