オーディオテクニカから車載用電源ケーブル3モデルが発売される。いずれも同社の上級ケーブルブランドRexat（レグザット）の製品としてラインナップされる。全国のレグザット特約店で1月24日から販売となる。
AT-RX004 4AWG相当クワトロハイブリッドパワーケーブル ￥16,000（m）
AT-RX008 8AWG相当クワトロハイブリッドパワーケーブル ￥8,000（m）
AT-RX014 14AWG相当クワトロハイブリッドパワーケーブル ￥4,000（m）
—価格は税別--
上からAT-RX004、AT-RX008、AT-RX014。3種類の太さを揃え、車内の電源ワイヤリングを網羅することができる。
クワトロハイブリッド導体は、7N-Class D.U.C.C.＋PC-Triple C＋9N-OFC＋OFCを組み合わせたもので、高音質に定評のある電源ケーブルに相応しい音楽再生力を備えているとのこと。クワトロハイブリッド導体を構成する各素材は、次のように説明されている。
7N-Class D.U.C.C.
特殊レベルで品質管理された原料・製法で製造される世界最高水準の7Nクラス高純度銅を使用した、ハイエンドオーディオケーブル専用の高純度銅導体
PC-Triple C
高純度銅素材であるOFCを鍛造技術にて製造した素材
6N-OFC
純度99.99997%の無酸素銅
OFC
99.99% 純度の無酸素銅
7N-Class D.U.C.C.に関しては、レグザットのプレミアムラインシリーズに採用されていた高級銅材で、今回初めてパワーケーブルへ導入されたものだ。
車載用らしく、シース構造へのこだわりも大きく、耐熱はもちろん、ハイブラー＋マグネシウムウィスカー＋レオストマーを組み合わせたトリプルハイブリッドインシュレーションシステムを採用しており、音質に不要な振動の減衰を実現している。
ハイエンドカーディオ市場で大きな支持を集めているレグザットのパワーケーブル。この新モデルの登場で、さらなる感動を呼び起こすのだろうか。