パイオニア（Pioneer）から車載機器ブランド、カロッツェリア（carrozzeria）の上級AVカーナビゲーション「サイバーナビ（CYBER NAVI）」シリーズの2019年モデルが発表された。発売は11月、全国のカー用品店およびカーオーディオプロショップで販売される。
9V型画面採用のサイバーナビAVIC-CQ910-DC
AVIC-CQ910-DC 9V型画面AVナビゲーションネットワークスティックセット オープン価格（市場想定価格21万円前後）
AVIC-CQ910 9V型画面AVナビゲーション オープン価格（市場想定価格19万円前後）
AVIC-CL910-DC 8V型画面AVナビゲーションネットワークスティックセット オープン価格（市場想定価格19万円前後）
AVIC-CL910 8V型画面AVナビゲーション オープン価格（市場想定価格17万円前後）
AVIC-CW910-DC 7V型画面AVナビゲーション200mm２DINワイドボディネットワークスティックセット オープン価格（市場想定価格17万円前後）
AVIC-CW910 7V型画面AVナビゲーション200mm２DINワイドボディ オープン価格（市場想定価格15万円前後）
AVIC-CZ910-DC 7V型画面AVナビゲーション２DINネットワークスティックセット オープン価格（市場想定価格17万円前後）
AVIC-CZ910 7V型画面AVナビゲーション２DIN オープン価格（市場想定価格15万円前後）
価格は税別
9V型画面の、AVIC-CQ910。
8V型画面の、ネットワークスティックセットのAVIC-CL910-DC。
8V型画面の、AVIC-CL910。
7V型画面の2DIN200mmワイドボディ機、ネットワークスティックセットのAVIC-CW910‐DC。
7V型画面の2DIN200mmワイドボディ機、AVIC-CW910。
7V型画面の2DIN機、ネットワークスティックセットのAVIC-CZ910-DC。
7V型画面の2DIN機、AVIC-CZ910。
2019年サイバーナビの最大の特長は、通信サービスに対応した機能強化だ。9月より提供が開始されたドコモのサービス「docomo in Car Connect」のほか、デジオンが提供するアプリサービス「DiXiM Play for carrozzeria」への対応を果たす。
「docomo in Car Connect」は移動中の車内でLTEのデータ通信を定額で使い放題とするサービスで、サイバーナビが車内のWi-Fiルータの役割を果たしてくれる。データ通信料の上限や通信速度制限などがなく、まさに使い放題で利用できるというもの。利用には24時間500円、30日1,500円、365日12,000円のサービス料金がかかるが、ネットワークスティックセットの-DCを購入した場合、1年間無料で利用可能だ。
「DiXiM Play for carrozzeria」は、デジオンが提供する「DiXiM Play Automotive Edition」サービスを、カロッツェリア向けに特化したアプリサービスで、家庭のBDレコーダーやNASに記録されているTV放送番組や楽曲ファイルを、VAナビなどの車載機で再生する事ができるというもの。対応レコーダーやNASとアプリをインストールしたスマートフォンをペアリングし、同じスマートフォンをサイバーナビとペアリングすることで再生環境を作ることができる。すでにスマートフォンやタブレットで、家庭のレコーダーに録画した番組を視聴できる「DIXIM PLAY」といったアプリをリリースしており、市場で好評を得ている。
対応機器一覧掲載サイト
「docomo in Car Connect」および「DiXiM Play for carrozzeria」との連携により、高速容量無制限通信を活用することで、高画質動画データの視聴や高音質ハイレゾファイルの再生などをストレスなく楽しむことができるようになるという。
新型サイバーナビは、9型画面モデルをラインナップするほか、液晶パネルをHD化、さらにパネル面をフルフラットデザインとするなど、大画面高画質化および意匠面での刷新が図られている。さらに、同車で制作された「車種専用エキスパートチューニングデータ」の販売も開始。ラインナップ車種であれば、このチューニングデータをサイバーナビに読み込ませることで、車両純正スピーカーであっても、見違えるほどの音質でカーエンターテインメントを楽しむことができるようになるという。音質面でのパフォーマンスも従来のクォリティを確保しているというから、リリースが楽しみである。