パイオニア（PIONEER）から、カロッツェリア（carrozzeria）の車載用フリップダウンモニター「TVM-FW1300-B」が11月に発売される。価格はオープンプライス。
カロッツェリア「エニタイムビジョンTVM-FW1300-B」
本機は、従来のフリップダウンモニターと異なる「バックフリップ」機構を採用しているのが最大の特徴。13V型の大画面パネル搭載であるのにくわえ、ヒンジ部分がリアシート側についているので、モニターが降りた位置が従来よりも視聴ポジションに近くなるため、より大きな画面で楽しむことができる。またもにたーを閉じた状態で、表示パネルが下を向く構造なうえ、閉じた状態でも映像が表示できる「エニタイムビジョン」とすることで、これまでリアシート専用だったフリップダウンモニターを、フロントシートをリクライニングして寝た姿勢でも映像を楽しむことができるようになっている。
ユニークな機能として、青空、星空、オーロラの3種類の動画が表示できる「ムードピクチャー」を装備する。エニタイムビジョンを、サンルーフのような見え方で楽しめるもので、リラックスエンターテインメントを演出する。
ムードピクチャー「青空」（左）と「星空」（右）のイメージ。
ベースフレームにはイルミネーションも搭載されている。
画質は1,920×1,080画素のフルHDを実現しており、大画面できめ細かな映像が楽しめる。さらに強化ガラスで映像美を獲得しつつ、不要な反射を抑えるダブルARコーティングを施している。加えて上下左右どの角度から観ても観やすいワイドアングルパネルを採用し、高画質と観やすさを両立しているという。
このほかにも、「HDMI HDプロセッシング」、「合計42bitの映像プロセッシング」、「10bit165MHz A/Dコンバーター搭載」、「超解像クリアシャープ回路」、「キャリブレーテッド・ガンマ」、「リアルタイム高画質化回路」など、高品位な映像追求をしている。
もちろん、車載用らしく周辺の明るさに応じて映像の輝度を自動調節するオートディマー機能なども盛り込まれている。入力はHDMIのほかコンポジット（2系統）を装備しており、AVナビやスマートフォン、ポータブルDVDプレーヤーなどと接続して、さまざまな映像ソースが再生できる。
車両への装着は、人気車種を中心にオプションの車種専用取り付けキットが用意される。
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