パイオニア(PIONEER)から、カロッツェリア(carrozzeria)の車載用デジタルシグナルプロセッサー2モデルが12月に発売される。汎用型の「DEQ-1000A」とマツダ車専用の「DEQ-1000A-MZ」だ。価格はいずれも税別¥28,000。

汎用タイプの「DEQ-1000A」(左)と、マツダ車専用の「DEQ-1000A-MZ」(右)。

 DEQ-1000Aは、車両純正システムをそのままにタイムアライメントやイコライザーなどの音響調整機能を付加することができる。調整操作は、スマートフォン用アプリ「Sound Tune」(iPhone/Android用とも無料)で、直感的に行うことができるという。スマートフォンの接続は、調整作業にとどまらず、スマホを音源として楽しむこともできるという。

 また音楽の楽しみを拡げるためのエフェクト機能「スーパー轟(とどろき)サウンド」や「ライブシミュレーション」などを搭載する。

 マツダ車専用のDEQ-1000A-MZは、ボディカラーにマツダ車をイメージしたレッドをまとうほか、車種ごとに音響調整値を設定「専用セッティングデータ」を実装している。市販機への換装ができないマツダ車オーナーにとっての福音といえそうだ。

 いずれも、最大出力50W×4チャンネルのパワーアンプを内蔵。加えて4Vハイボルテージプリアウト3系統6チャンネルを装備。本格的なカーオーディオシステムへの発展も可能だ。

調整アプリSound Tuneの表示画面。グラフィックイコライザーは31バンドでレベル調整は0.1dBステップでコントロールすることができる。調整値は2つまでメモリーすることが可能。

マツダ車専用のDEQ-1000A-MZでは、専用起動画面が表示されるほか、車種ごとの専用セッティングデータを選択できるようになっている。

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