パイオニアから、カロッツェリアの1DINサイズのメインユニットが10月に発売される。1DINサイズながらスマートフォンクレイドルを併せ持つモデルも登場した。

左からMVH-6500、MVH-7500SC、MVH-3500。

__新型メインユニットラインナップ--(価格は税別)__
MVH-7500SC オープン価格
Bluetooth/USB/チューナー DSPメインユニット
DEH-6500 ¥19,000
CD/Bluetooth/USB/チューナー DSPメインユニット
DEH-5500 ¥15,000
CD/Bluetooth/USB/チューナー DSPメインユニット
DEH-4500 オープン価格
CD/USB/チューナー メインユニット
MVH-6500 ¥17,000
Bluetooth/USB/チューナー DSPメインユニット
MVH-5500 ¥14,000
Bluetooth/USB/チューナー DSPメインユニット
MVH-3500 ¥8,000
USB/チューナー メインユニット

 これまで1DINタイプのカーオーディオといえば、CD再生専用機の性格が強かったが、数年前よりUSBメモリーやSDカードの再生にも対応するなど製品の使用が変化してきた。このたび発売が発表されたカロッツェリアの1DINメインユニットでは、さらに市場の要望に応えるべく、スマートフォンとの連携まで機能として盛り込んだ。MVH-7500SC、DEH-6500、MVH-6500、DEH-5500、MVH-5500の5モデルでは、スマートフォンリンクへの対応を果たした。専用アプリ「Pioneer Smart Sync」をインストールしたスマートフォンと連携することができる。

「スマートフォンリンク」対象アプリ
カーナビ
Google Maps / Waze / Yandex.Navi / Sygic / Yahoo!カーナビ / Maps(iOS Native) / NAVITIMEドライブサポーター / カーナビタイム / ドコモ ドライブネットナビ(カーナビ) / MapFan(マップファン)
音楽
Spotify / SoundCloud / AWA / LINE MUSIC / KKBOX / Amazon Music / MIXTRAX App / RadioTunes / Smule / Deezer / Google Play Music / ミュージッククルーズチャンネル2(MCC2) / radiko.jp / StarMaker / Podcast / Gaana / Musixmatch
メッセージ
WhatsApp Messenger / Viber / VK / Messenger / Facebook / HangOut / WeChat / LINE

 スマートフォンの機能を存分に使うというドライバーであれば、この「スマートフォンリンク」の活用により、クルマの2DINスペースを潰すことなくドライブが楽しめることになりそうだ。しかもMVH-7500SCでは、スマホクレイドルまで装備しているため、車室内でのスマホの定位置まで確保することができる。クレイドルを装備していないモデルについては、同ブランドの新製品SDA-SC500(11月発売、オープン価格)が活用できそうだ。同機は、ワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に対応するほか、スマホの脱着がしやすい電動ホールド機構を備えたクレイドルだ。同ブランドメインユニットとの組合せだけにとどまらず、車室内に装備しておきたいアイテムだろう。

電動ホールド機構を装備したスマートフォンクレイドルSDA-SC500(11月発売、オープン価格)。ワイヤレス充電機能も有している。クルマのダッシュボードへ固定できるのはもちろん、エアコンルーバーへの固定ができるアタッチメントが付属する。

 Bluetoothを搭載する5モデルは、FLAC(最大96kHz/24bit)対応、タイムアライメント&12バンドグラフィックイコライザーなどのDSP、圧縮音源を高音質再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」などが盛り込まれている。

 求めやすい価格設定のDEH-4500とMVH-3500では、スマホ連携機能やハイレゾ、DSP機能こそないものの、プリアウトを装備するなど、システム拡張性が備わっている。

問合せ先
パイオニア カスタマーサポートセンター
電話番号 0120-944-111 (固定電話からフリーダイヤル)
     0570-037-600 (携帯電話・PHSからナビダイヤル)
     050-3820-7540 (上記電話番号利用不可の場合)
受付時間 9:30~18:00(月曜〜金曜)
     9:30~12:00/13:00~17:00(土曜)