ハーマンインターナショナルの、秋の新製品発表会「HARMAN ExPLORE TOKYO 2026」が昨日開催された。同社では先日JBLの最高峰スピーカー「Summit EVERSET」を発表し、先週末には原宿で体験イベントを行ったばかり。にも関わらず、会場となった代々木上原OPRCTには様々なジャンルの新製品が並び、JBLブランドの幅の広さ、充実ぶりがうかがえた。
左から「COVE P1」「COVE X1」「COVEM1」
2026年新製品について、ハーマンインターナショナル マーケティング部 シニアマネージャーの濱田直樹さんが解説してくれた
まず会場1Fのホームオーディオフロアには、新製品ワイヤレスオーディオシステム「COVE X1」「COVE P1」「COVEM1」が並んでいた。COVEシリーズは先週のイベントでも参考出品されていたが、今回もそれは同じ。価格や発売日についてはもう少々お待ちくださいということのようだ。
3モデルとも2.4GHzと5GHzのデュアルWiFi接続が可能なワイヤレススピーカーで、各種ストリーミングサービスやAirPlay 2、Qobuz Connect等による音楽再生が可能だ。そこではロスレス品質や空間オーディオ(ドルビーアトモス)も楽しめるとのこと。BluetoothコーデックはSBCとAAC、LC3に対応。
搭載されるスピーカーは、「X1」が30mmツイーターを3基、30mmハイトスピーカー、90✕120mmウーファーを2基、パッシブラジエーター2基で、「P1」は30mmツイーターを2基、20mmツイーター、30mmハイトスピーカー、100mmウーファー、パッシブラジエーターというもの。この2モデルは天面にトップスピーカーを搭載しているのも特長だ。末弟の「M1」は、20mmツイーターが3基と100mmウーファー、パッシブラジエーターとなる。
ハーマンインターナショナル Lifestyle Audio-Consumer マーケティング部 プロダクトマネージャー 根木健太さんが「X1」を使ったサウンドデモを実施
3モデルはいずれも単体でイマーシブ風の空間表現が可能だが、さらに同じモデルを2台準備すればステレオペアでの再生も行える。加えて、複数の部屋で同じ音楽を楽しむマルチルーム再生も楽しめるとのことで(『JBL ONE』アプリで設定)、ライフスタイルに応じて多様な使い方ができるはずだ。
もうひとつ、COVEシリーズは既発売の「JBL BAR MK2」シリーズのリアスピーカーとしても活用できることも、該当サウンドバーを使っている人には見逃せない。普段は寝室や子供部屋でワイヤレススピーカーとして使い、週末に映画をきちんと楽しみたい時にはリビングに持ってきてサウンドバーと組み合わせてリアルサラウンドを楽しむ、というのも便利だろう。特にP1はバッテリー内蔵なので、家の中を持ち運ぶにもぴったりかもしれない。
「BUDS 3」は蓋のない充電ケースを採用
会場2Fはイヤホン・ヘッドホンフロアで、ここには昨日発表されたWAVE 3シリーズが先行展示されていた。JBLでは装着方式に応じて形状の異なるイヤホンをラインナップしているが、WAVE 3シリーズも同様で、カナル型の「BUDS 3」(JBLオンラインストア価格¥8,800、税込)、ショートスティック型の「BEAM 3」(同¥8,030、税込)、フレックススタイル「FLEX 3」(同¥9,900、税込)が揃っている。発売はすべて10月15日の予定。
ドライバーはBUDS 3とBEAM 3が8mm径、FLEX 3が11mm径で、JBL Deep Bass サウンドも搭載することで力強い低域を再現している。BluetoothコーデックはSBCとAACに対応済み。
ノイズキャンセリング機能も3モデルすべてで採用された。BUDS 3とBEAM 3は外音取り込み対応のアクティブノイズキャンセリングタイプで、FLEX 3はノイズキャンセリング+外音取り込み機能とのことだ。
カラリングにも配慮しており、BUDS 3とFLEX 3はブラック、ホワイトに加えてパープル、ティールの4色展開、BEAM 3はそれに加えてオレンジもラインナップする。イヤホン本体はIP54、充電ケースはIPX2の防塵・防滴仕様が採用されている。
「BEAM 3」
「FLEX 3」
ヘッドホン関係ではこの他にも、「Live 780NC」(JBLオンラインストア価格¥27,500、税込)と「Live 680NC」(同¥19,800、税込)に新色グリーンが追加された。これによりどちらも全6色(2モデルで色の種類は異なる)が揃うことになる。
両モデルとも今年3月に発売されたワイヤレスヘッドホンで、40mmドライバーを搭載、ノイズキャンセリング機能も備えている。BluetoothコーデックのLDACにも対応している点も注目される。
「Live 680NC」(下段左)と「Live 780NC」(下段右)のグリーン仕上げ
もうひとつ、完全ワイヤレスイヤホン「Soundgear Clips」(JBLオンラインストア価格¥18,700、税込)にも新色のジェイドグリーンとルビーレッドが追加されている。
Soundgear Clipsはイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンで、11mmダイナミック型ドライバーを搭載している。耳を塞がないデザインで、アクセサリー感覚のスケルトンデザインも特長となっている。2種類の新色もスケルトン仕様で、他にない独得の存在感を放っている。
「Soundgear Clips」のジェイドグリーン