ビジネス向けヘッドセットなど多くの機器を手掛けるデンマークのJabraから、プロフェッショナル向けヘッドセットの新製品「Evolve3 65 Flex」(¥51,100、税別、ワイヤレス充電パッドなし)、「Evolve3 65」(¥40,400、税別、片耳モデル/充電スタンドなし)、「Evolve3 45」(¥26,600、税別、片耳モデル/充電スタンドなし)が発売される。
Evolve3シリーズのフラッグシップ「Evolve3 85」「Evolve3 75」の高性能を継承しながら、より軽量で持ち運びやすく、快適な装着感を実現、さまざまなワークスタイルや利用シーンに対応する。
GN オーディオジャパン 代表取締役社長の安藤 靖氏
昨日開催された発表会では、Jabra製品の輸入販売を手掛けるGN オーディオジャパン 代表取締役社長の安藤 靖氏から、最新のオンライン会議環境における調査結果やワイヤレス市場について説明が行われた。
まず近年のビジネスシーンではオンライン会議は欠かせない。しかしそこでは、会議負債とも言うべき問題もあるそうだ。同社が400名の20〜50 代のビジネスマンを対象に行ったアンケート調査では、48%が週1回自分の席でオンライン会議を行っているが、そのうち38%は会議を快適とは感じておらず、33%は周囲を気にして発言を控えた経験があるという。
では静かな環境を探せばいいかと言うと、52%は会議を行える場所を探したけど見つからなかった経験があるそうだ。そのため会議中に内容が聴き取れない、あるいは言い直すといったケースも多く、オンライン会議でのストレスにつながっている。当然仕事の効率も落ちてしまうわけだ。
ここについてJabraでは、通信環境を整え、さらに高性能なヘッドセットを選ぶことで多くの会議負債は解消できると提案している。特に先のアンケートで20代のビジネスマンからは個人ブースの設置や音声デバイスの検討といった要望も高いそうで(いずれも30%以上)、現場では切実な状況になっているのだろう。
GN オーディオジャパン エンタープライズ営業部 部長の藤由龍矢氏
ここから、同社エンタープライズ営業部 部長の藤由龍矢氏が新製品について紹介してくれた。
新たに追加された3モデルは、それぞれ異なるワークスタイルに合わせて設計されている。ハイブリッドワーカー向けには、コンパクトで持ち運びやすい折りたたみ式、オフィス勤務向けにはブームアーム搭載の2モデルというラインナップだ。
各製品は高い音声集音機能、通話時のアクティブノイズキャンセリング(ANC)を備え、さらにAIを活用したコミュニケーションに最適化されたオーディオ性能を備えている。デスクワーク、ハイブリッドワークなど、多様な働き方でも一貫した高品質の通話体験を提供してくれる。
もちろんいずれもビジネス用途を前提に設計されており、Bluetooth Low Energyによるワイヤレス接続に対応済だ。さらにJabra Plus ManagementやJabra Xpressといった独自方式による一元的なデバイス管理を実現し、大規模な導入・運用も効率的に行える。
製品それぞれの特長は、Evolve3 65 Flexは折りたたみ可能なブームアーム非搭載のコンパクトなデザインを採用し、高い携帯性を実現。屋外での音声集音性能を強化するとともに、アダプティブANCを搭載し、移動中でも快適で高品質な通話を可能にしている。
Evolve3 65 Flexは、折りたたんでキャリングケースに収納できる
Evolve3 65は、周囲の話し声や雑音が多いオープンオフィス環境で働くプロフェッショナル向けに設計されたモデル。高度なノイズキャンセリング機能と3マイクによる音声集音技術を搭載し、共有スペースでも高い集中力を維持するとともに、通話中もクリアーな音声を相手に届けてくれる。
Evolve3 45はシリーズでもっとも軽量なオンイヤー型ヘッドセットで、軽量で快適な装着感、シンプルな操作性、そして安定した通話品質を実現した。長時間の装着でも疲れにくく、頻繁な通話にも快適に対応できるそうだ。
新製品説明会では、いち早くEvolve3シリーズの大規模導入を決定した、野村証券株式会社 ITインフラストラクチャー部 オフィス基盤課長 佐藤悠吾氏と安藤 靖氏のトークセッションも行われ、高品質なヘッドセットを導入するメリットが語られた